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敵の力が強大であることよりも、
家中に信じうる者の
少ない事実のほうが、
われわれにとっては困難であり、
むずかしいところだ。

(樅ノ木は残った、山本周五郎)
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【コメント】

敵の力の大きさに対して、
自分や味方の力で
どれだけのことをやれるか、
戦うときには、無意識に
そんなことを考えていると思います。

仮に、その見積もりが、
自分に不利だったとしても、
いくらかは、希望的な、
あるいは信仰的な要素を加えて、
人は戦いに挑むものでしょう。

だから、勝つためには、
敵だけを見ていればいい、
というわけじゃないです。

敵の力がどれだけ小さくても、
味方がしっかりまとまっていない限り、
勝てないという勝負も
少なくありません。

我が家はどうか、
自分の会社はどうか、
この日本という国はどうか…

そんなことを考えてしまいます。

昔で言えば、
城というものでしょうけど、

新築マイホームが並ぶ住宅街を歩きながら、
この家のなかでは、
どんな家庭が作られているんだろう、
って考えさせられることもあります。

なかには、すでに
売りに出されたりしている家も
あったりするので、
そういうこともあるのかと
思わされたりもするわけです。

生きていれば、
いろんな敵に出くわします。
自分と味方の力をどれだけまとめられるか。
自分が敵にならないよう、
味方が敵にならないよう、
心を注いでいないとダメでしょうね。

(参考)
樅ノ木は残った(山本周五郎)


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