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無人島で生活させて

患者本人の人間性を見たときに、
この人が、もし無人島で生活したら、
どうなるんだろう…

って考えたりする時があります。

誰かといっしょにいると、
相手を困らせたり、
本人がストレスになったり、
トラブルが起きる。

そういう人がいない無人島であったら、
どうなるだろうか?

誰のことも気にせずに、
考える必要もなく生きていける環境。

それが無人島…

のように思える。

けれど、そうはならないだろう、現実は。

生きている間に、
何についてでも悩み、
考え出したりするのが
病状なだけだから、

無人島にいて、
誰も自分の面倒を見てくれない、
食べるものを探すのも自分、
寝る場所を探すのも自分、
何かをするか何かをしないかを決めるのも自分、
となれば、それだけで悩むだろうなぁと思う。

しかし、やっぱり、
悩まない可能性も
ちょっとはあるかもしれない。

やっぱり、精神の病は、
人と人との交流があって生じるものだろうから。

けれど、無人島での生活で、
最大の悩みは、

「自分は、死ぬまで、ここにいるのだろうか?」

じゃないかな。

これは、悩むにも大きすぎるものだ。

ちょっとの間だけでも、
無人島生活をさせて様子を見てみたい。

空気で分かる

家族に、統合失調症の患者がいると、
同じ空気をもつ人(患者)に気づく。

普通の人であれば、
初対面では、
なんとも思わない人であっても、

「あ、この人、
 きっと薬を飲んでる」とか、

「この人は、
 きっと入院したことがある」とか、

そんな予想がついてくる。

そして、ほぼ100%当たるんだ。

当たったから、どうってこともないんだけど、
そういう意味では、人を見る目が出てくるな、
と思う。

だから、人の扱い方を誤らないですむこともある。

あんまり信頼しすぎたり、
期待しすぎたら、
ダメな人間関係もありますからね。

空気は、やっぱり読めるものなんです。



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Shu。いい言葉ねっと運営。父が統合失調症で16回の入退院、弟も後に統合失調症になる。穏やかでない家庭環境で、いろいろと学んだ。

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