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コミュニケーション能力

先日、弟といっしょに、
知人らと会っている時に、
何やら、会話をしている人たちに
話しかけようとしている姿が見えた。

弟が、何か、会話に参加しようとしているのかな?

と思って、聞き耳を立てていた。

その知人らは、
「最近、寒くなったねぇ」
とたわいもない世間話をしていただけだったので、
弟も、参加できるくらいのレベルだ。

弟が、いざ、口を開いた。

「昨日、注射をしてきてもらって、
 腕がかゆいんです。」

ガクっ!

知人らは、弟のことを知っているので、
その言葉に付き合ってくれていたが、

なんで、こう、
自分のしゃべりたいことを話すくらいの
コミュニケーション能力しかないのだろう。

これは、統合失調症の症状とは限らないが、
アタマの中が、自分のしゃべりたいことで
いっぱいになっていて、他人の会話を聞きながらも、

そこに口を挟んで、自分のことを中心にした会話に
もっていきたいだけのアタマしかない、というわけだ。

うーん、残念ながら、
そこまでのコミュニケーション能力。

「あのさぁ、他人の会話するんだったら、
 それに関係することを言えばいいだろ。」

といいたくなったけれど、
まあ、今は無理っていうか、
この先も無理だろうなぁ、って思えたので、
言うことは、あきらめた。

コミュニケーション能力は、
いつ身につくか。何歳の時で決まるか。

ちょっと、考えてしまった。


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Shu。いい言葉ねっと運営。父が統合失調症で16回の入退院、弟も後に統合失調症になる。穏やかでない家庭環境で、いろいろと学んだ。

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