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ハンコ

先日、8月分として、
父の外出をしてきた。

もう入院しているわけじゃないから、
「外出」という言葉を使うのは、
ちょっと違うかもしれないけれど、

寮からの許可をもらって、
出かけていくという点では、
病院に入っていた頃と
たいして変わりない。

ただ違うのは、
外出の申請用紙に、
わたしが名前を書いて、
ハンコを押す必要がなくなったこと。

たいしたことじゃありませんが、
あの作業がなくなったのは、
なんか気楽です。

だいたい、ハンコをもっていることの方が珍しいから、
あ、ハンコがない、ということになります。

その時の看護師さんによって、
対応が変わります。

「じゃ、拇印で」ということで、
朱肉とティッシュを出されて、
人差し指を真っ赤にすることもあれば、

「あ、いいです」と
慣れた看護師さんが言うこともあります。

病院とは、10年以上の付き合いでしたから、
外出も、顔パスできるくらいの、
お馴染みの「○○さんの息子さん」のはずですが、
ハンコは必要でした。

ハンコが要らなくなった外出で、
父を連れて、また温泉に出かけたというわけです。

私も、1ヶ月ぶりのサウナに入って、
だらだらと汗を流してきました。


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Shu。いい言葉ねっと運営。父が統合失調症で16回の入退院、弟も後に統合失調症になる。穏やかでない家庭環境で、いろいろと学んだ。

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