1_自由の権利の最近のブログ記事

久しぶりの温泉ランチ

入院している時から、
外出といえば、温泉ランチに
連れて行くのが常となっていました。

ふつうは、外泊といって、
実家に泊まらせるものでしたが、
泊まらせることができる実家というものが
なくなってから、
(父が問題を起こしたせいなのですが)

外出することにしました。

お昼に、温泉に連れて行って、
その足で、ランチを食べるわけです。

温泉と、ランチ・バイキングが
セットになっているので、
とても助かります。

父も、そこに行くのが
外出の当たり前になりました。

先日は、入院していた時に
お世話になってた看護師さんグループと
いっしょになりました。

「あらー、久しぶり」

と声をかけられて、
ニコニコしている父親。

病院の外で会うのと、
入院中に会うのでは、
気持ちも違うでしょうね。

ちょっと、顔が違うと感じました。

寮に移ってから半年。
慣れてきているところもあるようですが、
もっと自由な生活が欲しいと思えば、
不自由もあることでしょう。

そんなセリフも、
ポロポロ言うようになりました。

がんばって欲しいものですが...

ダメなことの確認

昨晩、弟からの電話。

「兄さん、俺が、
 ○○していることは
 知っているよね。」

「ああ、知ってるよ。」

こういう電話は、
これで、もう何回目になるんだろう。

ダメだ、と言われていることをしているのを、
私でも、他の誰かでも、知ってもらっている、
といことは、

それが、してもいい許可だ、
と解釈したいのである。

病気のせいか、性格のせいか、
よく分からないが、
人のせいにしたいのだ。

私は、つづけて言う。

「知ってるけれど、
 だから、OKというわけじゃないぞ。
 ダメだっていうのは、前から言っているんだからな。
 それを、おまえが自分に都合のいいように考えて、
 おまえで選んで、やっているんだからな。
 それで、後々になって、
 おまえが後悔するようなことになっても、
 それは、おまえのせいだからな。」

「…」

しばらくして、

「わかった。やめるよ。」

と返答してくる。

しかし、多分、やめないだろう、と私は思う。

こういう確認を何度となくする。
この繰り返し…

ダメなことを辞めるのは、
けっこうな勇気がいる。

それは、統合失調症の患者でなくても、
同じこと。難しいもんです。

とにかく待てない

自分は、よく待たせるくせに、
他人に待たせられたりするのが、
とにかく耐えられない。

待たないためなら、
ムダなことをいくらでもします。

ホント、面白い行動学に見えることもあります。

弟のケース。

たとえば、仕事を15:00頃に終わるとします。

職場すぐ近く、バス停があるのですが、
すぐのバス時刻がなくて、
次が16:00頃だとしたら、
(東京とかでは考えられないでしょうが)

歩いて帰るのです。

そして、歩いているうちに、
追いついてくるバスに乗るのですが、
それが自宅までの距離500m程度のところ。

バスに乗るだけで、
バス賃がかかるわけですから、
せっかくそこまで歩いてきた以上、
最後まで歩いて、
浮いた150円程度のお金で
好きなパンでも、ジュースでも買えばいいのに…

そんなことを繰り返す毎日です。

健康、体力的なことで言えば、
悪くない方法ですが、
経済的に言えば、最悪です。

歩くことで、
履いている靴などは、
思いっきり減ります。

そして、お金は、
なんの節約にもならない。

とにかく、待てない。

困ったものです。

バス時刻まで、
働かせてもらって、
残業代でも稼げばいいのでしょうが、

働くこともイヤ。

できれば、歩きたくないけど、
待ちたくないから、歩いて、
バスが自分に追いついたところで、
バスに乗る。

なんとも、不経済な存在…

なんとかしたいのですが、
どうしようも出来なく、
ずーっと見守っている次第です。

間もなく、38歳になる弟です。

いつまで付き合うことになるのやら…笑

ウソ

見抜く価値のあるウソと、
見抜いてもしょうがないウソがある。

そう学んだ時があります。

統合失調症の患者みんなが、
そうであるかは分かりませんが、

私の父も、弟も、
よくウソをつきます。

それが、自分を守る方法なのだろう、
という理解を、私はしています。

何から、自分を守っているか。

それが問題なわけですが、
彼らなりに「思われたい自分の姿」
っていうものがあって、

その姿を、相手の心に残してもらうために、
ウソをつく場合があるようです。

あとは、単純に、
お金欲しさのために
ウソをつくことも多々ある。

というのは、たとえば、
1ヶ月に使っていいお金をすべて預けてしまうと、
だいたい、計画性がないから、
下手すると、1日でなくなってしまう。

もっても、2,3日。

そうなると困るから、
誰かが、そのお金を預かることになる。

1日ごとに渡すか、
1週間ごとに渡すかは、
その計画性のなさ、落ち着きのなさによりますが、
そういうお金の渡され方を、
本人たちは、実際は嫌いなわけです。

チョコチョコとしか使えませんから…

それゆえに、
もっと必要な振りをするために、
ウソをつくというわけです。

「…が必要だから」
「…が壊れたから」
「…のために集金があるから」

みたいな感じ。

慣れてくると、
すべてがウソと分かりますが、
たいしたことのないウソは、
わざと見逃すこともあります。

見抜いてもしょうがないウソを表立たせて、
それに付き合って、時間が奪われるよりも、
放っておいて、自分の時間を節約した方がいい。

やっぱり、お金と時間、どっちが大切かは、
その時々によって、違いますね。

自立できるか?

自立支援法というものが出来て、
16回の入退院をくり返した父親が、
援護寮なるものに移ることになった。

それが1月16日の話…

だいたい2週間が経った。

移ることになった、というよりも、
入院したとたんに「おりこうさん」になるので、
入院しているべき存在でなくなり、
追い出されたという感じだ。

しかし、これまでの
度重なる入退院歴があるために、
家庭での支援が難しいと判断してくれたのだろう。

それだけは、助かった。

介護認定を受けている母と、
父と同じ統合失調症の弟しかいない実家に帰られても、
支援できるわけがない。

入寮は、よかったと思わなければいけない。

わたしの気持ちとしては、
ずーっと「おりこうさん」にして
寮にとどまれるかは、かなり不安であるけど…



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プロフィール

Shu。いい言葉ねっと運営。父が統合失調症で16回の入退院、弟も後に統合失調症になる。穏やかでない家庭環境で、いろいろと学んだ。

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