ここまで死の前後のことを
しっかり用意しておかなければ
ならないものだろうか。
ちょっとくらい誰かの手を煩わせ、
"あの人ったら、こんなだらしない面もあったとは"
とあきられるようなことがあってもいいのではないか、
とも思う。
(
しがみつかない生き方―「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール、香山リカ)
死後のことを考えすぎて、人は、
生きることを忘れているかもしれない。
きれいに生きるとか、
上手に生きるとかを考えすぎても、
人は、なんか違ってくる気がします。
無様でいいじゃないですか...
経験の少ない若い人には
誰かがトレーニングの機会を与えなければならないのに、
権力の座にしがみついて
後進に地位を譲ろうとしない高齢者もいる。
おそらくそういう人は、
老いて頑固になっているのではなくて、
むしろ心が若すぎることに問題があるのだろう。
妙に心が若いままだからこそ、
「権力を失うのは敗北、
自分の価値も低下する」
といった考えにとらわれているのだ。
» フォーエバー・ヤング
(
しがみつかない生き方―「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール、香山リカ)
心が若すぎて、
「これが若さだ」というものに、
しがみついてしまう。
たしかに、分かります。
若く見せるための努力も、
それに近いでしょうね。
若いことをそれだけで
高齢であることに比べて
尊重しようとする動きこそを
私たちは注意して監視し、
排除していかなければならないはずだ。
逆に、老いはそれじたい、
美化されるものでもないし、
経験が長いことがそれだけで
若さよりもすぐれたものとして
扱われるべきものでもない、
ということも忘れないようにしたい。
(
しがみつかない生き方―「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール、香山リカ)
老いと若さ、
そもそも比較しても、
しょうがないことなのかもしれない。
それぞれ、役割が違うのだ。
その中間の人々も...