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2009年11月21日

すべての人の成功スタイル

そもそも、本当にマスコミに登場している
成功者のような人生を、
すべての人が歩む必要があるのだろうか。
さらには、成功者たちは、
本当に雑誌やテレビが報じているような
すばらしい人生、悩みなき生活を
送っているのだろうか。
しがみつかない生き方―「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール、香山リカ)
 
ふんばる力というものがあるなら、
自分には、それが足りないな、
と思うことがあります。
それは、自分の経験不足か、
ハングリー精神が充分に育まれるだけの
試練がなかったせいなのか...
ふつうに生きるっていうのが、
刺激的な人生と比較されたら、
かなうわけながい。
しかし、そもそも、
比較する必要があるのか。
いろいろと考えさせられます。

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あなたも成功へ?

「あなたもこのメソッド成功の道へ」
というメッセージが世の中にはあふれているが、
その道に乗るためには、
「失敗することなんてない、失敗する人は本人のせい」
という強烈な否認のメカニズムを心の中で
起動させなければならない。
しがみつかない生き方―「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール、香山リカ)
 
奮起してがんばれる人はいいし、
そういう考え方を自分が気に入って、
取り入れて進める人はいい。
ただ、誰にでも押し付け、
当てはめられるものじゃない。

本当は偶然

社会は本当は偶然と幸運の結果、
たまたまいまは成功している、
あるいは成功しているかのように見える
一握りの人たちと、
彼らが「そんな人はいない」
「うまくいかないのは自業自得、自己責任だ」
と否認しようとする多くの成功していない人たちや
絶望している人たちとで作られることになる。
しがみつかない生き方―「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール、香山リカ)
 
こういう考え方も、
面白いなって思う。
すると、人生は、
成功が目的じゃなくて、
得られたもので何をするかが
目的になるわけです。
多く得た人は、それなりに、
少なく得た人も、それなりに、
自分ができることをするということです。

幸運と偶然の結果

成功者であればあるほど、
「私がいまあるのは幸運と偶然の結果であって、
 一歩間違えれば、私も病気になったり
 家族に虐待されたりしていま頃
 孤独な失敗者だったかもしれない」
と思えなくなるのだ。
しがみつかない生き方―「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール、香山リカ)
 
自分の成功を必然のもの、
努力の結果のものだと思えば、
スッキリするし、その後もがんばれる。
さらには、努力していない人に対しての見方も
固まってくる。自分の考え方として
スッキリするから、なかなか止められない考え方、
というのは、たしかにある。
きっと、これは、成功していない、失敗者にも、
あるかもしれないな。

いるかも、いないかも

子どもは、いるかもしれないし、
いないかもしれない。
そして、人生でその両方を
いっぺんに体験することは不可能なのだ。
そこで、あのときこうしていれば、
などと仮定して堂々巡りをしてしまうのは
人間の常とはいえ、そこから
何かが生まれることはない。
しがみつかない生き方―「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール、香山リカ)
 
もしも、という話は、ちょっとむなしいことが多い。
そして、その「もしも」で、
質問をさせられたり、
他人から判断されたりしても、
そんなに気にすることはない。
どうにもならないのだ。
今を生きたらいい。
これからの「もしも」のために、
がんばることが大切。

親と子の本能

親が子を愛するのは本能だけど、
子が親を愛するのは本能ではない。
しがみつかない生き方―「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール、香山リカ)
 
たしかに、そうかもしれないな、
って思います。
だからといって、
子育てをてきとうにするんじゃなくて、
子離れしていく親にならないと
いけないということでしょう。
産卵を終えた鮭のように...?

2009年11月20日

陥るな

「好きなことを仕事にしていない」
「仕事で夢を追いかけていない」という人も、
自己嫌悪に陥ったりその仕事をやめたり
する必要はない。
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その時その時で、
働く理由が変わってもいいじゃないか。
その時に一生懸命になれる理由が、
自分にあるだけで、幸せなことだと思う。

かなわない夢

世の中には、
一度、抱いた夢がかなわなかった人も無数にいる。
そういう人たちは、途中であきらめたから、
熱意が足りなかったから、
夢が実現しなかったのだろうか。
そうではないだろう。
才能や環境、健康、運やタイミング、
あるいはルックスなどに恵まれず、
本人の意思や努力とは関係ないところで、
あきらめざるをえなかっただけなのだ。
しがみつかない生き方―「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール、香山リカ)
 
現実を見つめて、
新しい夢を描けばいいだけなのだ。
落ち込みすぎる必要もなければ、
すべてを投げ出すこともない。

遊びや忙しさ

遊びや仕事に忙しい生活を送る人が
生産や消費をすることこそが善、
と考える社会が、
「老いは悪」という価値観を形成し、
高齢者を追い詰めるような仕組みや
制度を作っていく。
しがみつかない生き方―「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール、香山リカ)
 
若い人々だけが悪いわけじゃないだろう。
きっと、そういう価値観を作られている背景には、
老いていく方が、若い側に、譲っていけない
という現実もあるだろうな。
だから、溝が生まれる...、考えさせられます。

死の前後

ここまで死の前後のことを
しっかり用意しておかなければ
ならないものだろうか。
ちょっとくらい誰かの手を煩わせ、
"あの人ったら、こんなだらしない面もあったとは"
とあきられるようなことがあってもいいのではないか、
とも思う。
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死後のことを考えすぎて、人は、
生きることを忘れているかもしれない。
きれいに生きるとか、
上手に生きるとかを考えすぎても、
人は、なんか違ってくる気がします。
無様でいいじゃないですか...

2009年11月19日

心の若さ

経験の少ない若い人には
誰かがトレーニングの機会を与えなければならないのに、
権力の座にしがみついて
後進に地位を譲ろうとしない高齢者もいる。
おそらくそういう人は、
老いて頑固になっているのではなくて、
むしろ心が若すぎることに問題があるのだろう。
妙に心が若いままだからこそ、
「権力を失うのは敗北、
 自分の価値も低下する」
といった考えにとらわれているのだ。

香山リカ/心の若さB00005HC6O» フォーエバー・ヤング

しがみつかない生き方―「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール、香山リカ)
 
心が若すぎて、
「これが若さだ」というものに、
しがみついてしまう。
たしかに、分かります。
若く見せるための努力も、
それに近いでしょうね。

若さ、老い

若いことをそれだけで
高齢であることに比べて
尊重しようとする動きこそを
私たちは注意して監視し、
排除していかなければならないはずだ。
逆に、老いはそれじたい、
美化されるものでもないし、
経験が長いことがそれだけで
若さよりもすぐれたものとして
扱われるべきものでもない、
ということも忘れないようにしたい。
しがみつかない生き方―「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール、香山リカ)
 
老いと若さ、
そもそも比較しても、
しょうがないことなのかもしれない。
それぞれ、役割が違うのだ。
その中間の人々も...

あいまいさと、ゆとり

「まあ、いまのところは
そう思っているのだけれど、
もうちょっと様子を見てみないと、
何とも言えないね」といったあいまいさを
認めるゆとりが、
社会にも人々にも
必要なのではないだろうか。
そしてこの「あいまいなまま様子を見る」
という姿勢はまた、
自分と違う考え方、生き方をしている人を
排除せずに受け入れるゆとりにも、
どこかでつながるものだと思われる。
しがみつかない生き方―「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール、香山リカ)
 
あいまいなことは、
悪いと思ってばかりいる自分も、
どうやら、そういう固定観念に
しばられている気がします。
「たしかに、今はそうだけど...」
という受け止め方、必要ですね。

2009年11月18日

勝ち負け

「考えるより速く」、優劣や勝ち負け、
危険とそうでないものを決めることでしか、
自分を守り安心させることができない、
というゲームを繰り返すと、
その先には何が起きるのか。
おそらくある人は、ゲームに疲弊し、
その時点で倒れてうつ病などの
心の病に陥るだろう。
また、ついに自分が「負け」というシールを
貼られる日がやって来て、生きる希望を
根こそぎ奪われてしまうこともあると思う。

香山リカ/しがみつかない生き方/勝ち負け4492223002» 降りる

しがみつかない生き方―「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール、香山リカ)
 
できれば、勝ちたい。
負けるよりだったら、勝ちたい。
勝ちも負けもない「満足」できるところを
探してみても、自分に力がないと、
そういうところはなかなか見つからない。
力を少しずつでも蓄えなければ、
この世の中は、けっこう大変だ。

瞬間主義

瞬間主義はますます進んでおり、
しかも一瞬の勝ち負けのみを問題にする人が
増えてきているという意味では、次第にそれは
"悪しき瞬間主義"の様相を呈しつつあるように思われる。 (しがみつかない生き方―「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール、香山リカ)
 
今が大切なのはもちろんだが、
今に集中しすぎて、
かえって今を大切にしていない
ということがあるような気がします。
それが分かりにくいから、
人は、今を失ってみて、分かってくる。

右を見ても恋愛、左を見ても恋愛

「右を見ても左を見ても、
恋愛を扱った本やドラマばかりだから、
やっぱり恋愛が世の中でいちばん大事なんだ」
と思うは、ちょっと早急すぎる。
しがみつかない生き方―「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール、香山リカ)
 
恋愛が、商品価値として、
人の(特に女性の)心を揺り動かしやすいから、
ダイエットから、美容から何まで、
そこに向かっているんだと思います。
そういうマーケティングにハマらないことは、
かなり大切です。

成果のあがらない恋愛

運やタイミング、賭けの要素も大きい
恋愛のような経験があまりなく、
「努力をすればした分だけの成果、評価が得られる」
という勉強や仕事の世界にどっぷり浸かっていた人ほど、
「どうして?こんなにがんばってもなぜ彼は振り向いていくれないの?」
と衝撃を受け、そのことで頭がいっぱいになりやすい。
しがみつかない生き方―「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール、香山リカ)
 
運命の人、ピーンとくる人、
そんな人ばかりをイメージしたり、
待っていたり、期待していると、
自分が苦しくなってくる。

飽くなき成功願望

"飽くなき成功、成長願望"そのものが
間違っていること、
実は自分はすでに客観的には
それなりに幸福であることを
受け入れることができれば、
問題のほとんどは解決する。
しがみつかない生き方―「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール、香山リカ)
 
受け入れたとしても、
まわりが見えたり、
周囲の声が聞こえてくるから、
また惑わされたりします。
いつも、それとの戦い。
負けると、平安はすぐに消える。

本来なら

客観的には十分、
"ふつうに幸せ"であっても
それに満足できず、
「本来ならもっと幸せでもいいはず」
と思って苦しむ人たち。
この人たちの場合は、
「私は特別な人間であるはず」
という自己愛的な思いが、
目の前の"ふつうの幸せ"を見えなくして
しまっている。

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しがみつかない生き方―「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール、香山リカ)
 
こうなるはずだ、と信じてがんばることと、
期待しすぎて自分がつぶれてしまうこと、
この差は、微妙ですね。

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