共存利用の準備

Movable Type 3.x と 4.1 の共存のために

この2つを共存させる準備として、Movable Type 3.xにおいて、システムとデータベース・テーブルのリンクを修正する必要があります。MySQLの場合を掲載します。図1のような管理画面を開くことができれば、その後の作業は、簡単です。(図1は、Movable Type 3.2の場合で、18テーブルあります。)

【図1】
movable_type41_db

データベースのテーブル名を変更する

Movable Typeのテーブル名は、どのバージョンでも、頭文字に「mt_」と付いています。これを変更することによって、新しいバージョンとの共存が可能になります。今回は、この頭文字をすべて「mt1_」に変更していきます。ただし、すべてのテーブル名を一括変更は出来ないので、一つずつ行っていきます。まず、図2のように、変更するテーブルの表示マークをクリックします。(例では、mt_authorテーブルの名前を変更することにします。)

【図2】
movable_type41_db21

すると、図3のように、そのテーブルの詳細画面が表示されます。そこでは、操作マークをクリックします。

【図3】

movable_type41_db22

図4のような、テーブル名の変更画面が表示されます。そこで、「mt_」の部分を変えることが出来れば、作業は終了です。

【図4】
movable_type41_db23

ここでは、図5のように「mt1_author」と変更し、「実行する」をクリックします。

【図5】
movable_type41_db24 

同じように、すべてのテーブルについても作業を行うと、図6のように変更終了となります。 

【図6】
movable_type41_db3 

Movable Type 3.xのシステム変更 

この段階で、Movable Type 3.xにアクセスをすると、新規インストールの案内画面が表示されます。つまり、システムとテーブルがリンクしていないために、システムは、テーブルが存在しないと判断して、新規インストールを始めようとするわけです。

そこで、システム側のファイルにおいて、データベースのテーブルとの接続を指示する箇所を変更していきます。システムフォルダの中身を見ると、「lib」というものが見つかるはずです。そして、図6のように、その下の階層に、「MT」→「ObjectDriver」というフォルダがあります。この中に、変更するべきファイルが入っています。例では、Movable Type 3.2の変更を行い、変更するのは2つのファイルのみでした。

【図6】

 movable_type41_db4 

1つは、「ObjectDriver」直下にある「DBI.pm」というファイルで、図7のように20行目付近の「mt」を「mt1」と変更します。 

【図7】DBI.pm
movable_type41_db42

次は、「ObjectDriver」にある「DBI」フォルダの中の「mysql.pm」というファイルです。同じように、「mt」を「mt1」に変更します。図8のように、4箇所ほどありました。

【図8】
65行目:## Prefix the table name with 'mt1_' to make it distinct.
67行目:my $tbl_name = 'mt1_' . $tbl;
74行目:my $j_tbl_name = 'mt1_' . $j_tbl;
165行目:my $sth = $dbh->prepare('describe mt1_' . $ds) or return undef;

以上のように変更したファイルを、元の場所にアップロードすれば、これまでと同じように動作するはずです。これが出来れば、Movable Type 3.x と、4.1の共存準備は終了です。大胆なことを言わせてもらえば、Movable Type 3.xのバックアップをすることなどなく、サーバー上に、新しいフォルダを作成して、Movable Type 4.1をアップロードし、新規インストールを始めてもOKということになります。

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