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Movable Type 4.1アップグレードのハードル

Movable Type 4.1へのアップグレードについて、シックス・アパート社の公式サイトには、以下のように書かれています。

Movable Type 3.2x からアップグレードを行う際は、一度 Movable Type 3.36 へアップグレード後、作業を行うことをおすすめします。 そして、既存環境からのアップグレード方法は、次のとおりです。

  1. ディレクトリのバックアップ
  2. データベースのバックアップ
  3. 以前のバージョンのデータの削除
  4. 新しいバージョンの導入
  5. 構成ファイル (mt-config.cgi) の復旧

これを読んだ段階で、かなり面倒な気がしてきます。しかし、なぜこのように薦めているかと考えてみれば、これ以外のMovable Type 4.1へのアップグレード方法も見つかり、この方法にしばられなくてもいいかもしれないことが分かってきます。

Movable Type 3.x と 4.1 を共存させて移行する方法

Movable Type 4.1は、これまでのバージョンと全く別物というイメージがあるため、共存させて移行する方法も、安全な方法の1つです。このサイトでは、そのための作業手順を、ご紹介します。なお、移行作業そのものは難しくないですが、ご自身の責任で行ってください。

この共存アップグレードの説明をする前に、シックス・アパート社が推奨している方法を行った際の作業量をご紹介します。 

データベースをそのまま活かす方法

シックス・アパート社が薦めている理由は、これまで使っているデータベースをそのまま活かして、移行するための方法です。もし、以下に当てはまる場合は、データベースを活かさなくてもいいと考えて差し支えありません。

  1. データベースを消して、新たに作成してもいいと思っている。
  2. Movable Type 3.xからエクスポートしたデータだけを使うため、テンプレートなどのデータは、消えてもかまわない。または、新バージョンを活用するつもり。
  3. 個別ページのアドレス(パーマネントリンク)などが変わっても、かまわない。

Movable Type3.36へのアップグレード作業 

以下のような作業が必要となるでしょう。

  1. ディレクトリのバックアップ
    FTPソフトで、ローカルPCへファイルのダウンロードします。これは、念のためのダウンロードで、何か問題が生じたとしても、このファイルをそのまま使うことは出来ません。Movable TypeのHTMLファイルなどは自動生成されたものだからです。問題が起きた場合は、自分でコピー&貼り付けで対応することになるでしょう。
  2. データベースのバックアップ
    MySQLの機能などでバックアップをしたり、Movable Type 3.xのエクスポート機能でバックアップをすることになるでしょう。しかしながら、これまた、問題が起きた時には、MySQLでの復元には、専門的な知識が必要ですし、Movable Type 3.xのエクスポートデータは、インポートされても、テンプレートなどの復元はされません。そのため、テンプレートのバックアップは、プラグインで行うか、自分でコピー&貼り付けで対応するしかないでしょう。
  3. Movable Type 3.36へのバージョンアップ
    3つの方法があります。以前のバージョンが入っているフォルダを、「mt」とした場合。
    1) 「mt」内のファイルをすべて削除してから、同じ「mt」にアップロード。
    2) 「mt」内に上書きアップロード。
    3) 「mt」はそのままで、新しいフォルダ(例:「mt36」)を作り、アップロード。
  4. Movable Type 3.36へログイン
    アップロードが終わって、各ファイルへの属性設定が終わったら、ログインをして、データベースがアップグレードされたり、設定変更が終了するのを待ちます。
  5. Movable Type 3.36の再構築
    テンプレートなどの状況などをチェックしたり、ブログを再構築して、サイトの表示を確認します。この段階で、テンプレートの修正をしよう、という根気の残っている人は少ないことでしょう。もちろん、再構築やテンプレートの修正をせずに、Movable Type 4.1へのアップグレード作業を始めてもかまいません。しかし、そうなると、Movable Type 3.36を経由することなく、初めから、Movable Type 4.1へアップグレードしていてもよかったかもしれない、ということになります。

Movable Type 4.1へのアップグレード

さて、ここからが本番の、Movable Type 4.1へのアップグレードです。

  1. また、バックアップ
    シックス・アパート社のお薦めどおりに、真面目にやるとすれば、この段階でも同じように、Movable Type 3.36の1~2のバックアップをとるでしょう。
  2. Movable Type 3.36の削除
    Movable Type 3.36と、Movable Type 4.1は、かなり別物と思われるため、完璧に削除した方がいいでしょう。
  3. Movable Type 4.1へのバージョンアップ、ログイン
    同じフォルダでも、新しく作ったフォルダ(例:「mt41」)でもいいですから、アップロードします。アップロードが終わった後に、各ファイルへの属性設定が終わったら、ログインをして、データベースがアップグレードされたり、設定変更が終了するのを待ちます。
  4. Movable Type 4.1の再構築
    テンプレートの状態、サイトの表示を確認します。多分、かなり変わっているでしょう。
  5. Movable Type 4.1用にデザイン修正
    Movable Type 3.36のテンプレートを活かすとなると、いろんな微調整が必要になることでしょう。バックアップしたファイルを参照しながら、コピー&貼り付けをくり返すことになるかもしれません。

以上、想像しただけで、タイヘンな2度手間と感じます。しかし、何もかも捨てられない、あきらめられないとすれば、この方法しかありません。そこで、Movable Type 3.x と 4.1を共存させながら、あきらめてもいいものはあきらめて、いきなりMovable Type 4.1へのアップグレードを行うことがオススメです。»共存利用の準備

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