2008年10月アーカイブ

モンスターと知事の戦い

大阪では、橋下知事と教員の熱い戦いが
くり広げられているようで、
ニュースを聞いていると、なるほど、
と思わされることも多いが、

単に「橋下嫌い」から、
言葉の揚げ足をとって批判しているに
過ぎない子どもじみた発言もあるように感じられる。

現場教員らからの声として発表されているもの。
「『くそ教育委員会』発言を撤回しろ」
「まず教員の数を増やせ」
「予算を減らすな」

橋下知事の発言として発表されているもの。
「こういう先生に子供たちを任せられない」
「まず人の話を聞きなさい。いい大人なんだから」
「学校の先生は(学力低迷の問題について)責任を取らなくても
 一生公務員としてぬくぬくとやっていける」
「9割の先生は一生懸命やっている。
 地域や家庭の皆さんが学校運営にかかわり、
 1割のどうしようもない先生を排除してください」
「先生がちょっと子供の頭をゴッツンとしようものなら、
 やれ体罰だと叫ばれる。これでは教育はできない」

それぞれの立場からの言葉には、
見えない色んな感情が感じられる。

橋下知事の言われることがすべて正しいかは
分からないが、限られた予算のなかで何かを変えていく、
というのは、全国の会社や企業がぶち当たっている問題と等しく、
先生や教育委員会も向かっていかなければいけないことだろうな、
という気がします。

そういう中では、既得権を守るために、
いろんなモンスターが出てくるかもしれませんね。

子供の自己責任

お昼のニュースで、
「給食のパン詰まらせ6年生男児死亡」、
というのがあった。

千葉県船橋市立峰台小学校にて、
17日午後0時45分ごろ、
給食に出た直径10センチ余りの丸いパンを
一口ちぎって食べ、残りを二つに割ってほおばり、
のどに詰まらせた。

なんだろう、これは、ふざけていたんだろうなぁ...

それとも、何か面白くないことがあって、
ヤケクソ気味の食べたのか。

それに気づいた担任が注意し、
男児は友だちに促されてスープを飲み、
廊下の手洗い場で吐いたらしい。

ここまで読むと、
一件落着に思えるが、
その後に教室へ戻り、
担任らが背中をさすったり、
たたいたりしたが苦しいと訴え、
再び廊下に出て横になった様子。

男児の意識が薄らぎ、
救急車で病院に運ばれたが同日夕に亡くなった、
とのこと。

これは、どうなるんだろう?

当然のごとく、親は、学校側に、
損害賠償などを求めるのかな。

学校側は、学校側の責任とするのかな、
予期せぬ事態として、子供の自己責任とするのかな?

問題というのは、いつも、
ややこしい形で起こるもんだ。

よい形で解決されることを願いたい。

教頭先生は大変?

教頭先生から、
ふつうの教諭へ
という希望降任が増えているようだ。

校長先生ではない、
しかし、実務上は、
校長先生のような仕事が多いだろう、
と想像される教頭先生。

モンスターペアレントなどという、
今までになかった問題にも
学校の盾となって当たらせられたりして、
大変だろうなぁ、っていう気がする。

教頭から教諭へ
希望降任なんて出来るんですね。

初めて知りました。

相撲で言えば、
大関から前頭に降ろして
もらうようなもの。

横綱になって、
勝てなくなれば、
相撲力士としての寿命は短い。

しかし、前頭であれば、
弱いながらも、細々と続けられる?

そんな考え方。

トップに登りつめて、
短命を覚悟するか。

責任を軽くして、
仕事そのものを楽しむ方を選ぶか。

先生たちの仕事も、
いろいろと大変なんでしょうね。

お疲れさまです。

校長先生の尻を蹴る親

広島県府中市の市役所職員(57)が、
7月中旬に、息子が学校で他の生徒から
暴言を吐かれたなどとし、それ以降、
学校側に数回説明を求めていた。

それについて、9月25日午後7時ごろ、
校長と教頭ら4人がその職員宅を訪れて
2時間ほど事情を説明したところ、
帰り際の9時過ぎに、自宅の居間で
校長の男性(58)に対し、
尻をけったり引きずり倒したりする暴行を加え、
打撲などのけがを負わせた疑いがあるらしい。

本人は、「子どものことで頭にきた」と話す一方、
「尻はけっていない」と話しているようです。

これは、この市役所職員の言葉は、
面白いと思います。

「尻は蹴っていない」と弁明しているわけです。
そこが争点になるか、という話です。

「尻は蹴っていないから、たいしたことない」
と言いたいのか。

校長先生らは4人で自宅に来た。
自宅に来させたのは、その職員にとって
有利な状況だったことになるが、
その場に、自分一人しかいなかったとすれば、
危うい状況だったことは間違いない。

カッとなりがちな人であればあるほど、
その4人全員が暴力行為の証人となってしまう。
程度がどれくらいであろうとも、
「暴力」という形に出てしまえば、
校長先生らの方が間違いなく有利である。
(有利という表現は、ちょっと違うかもしれないが...)

モンスターペアレントになりがちな人は、
カッとなってしまいやすい状況には
居合わせない方がいい。

もっと現実的にいえば、
自分や、自分の子供のことで、
何かの弁明を聞かされる時に、
冷静で居られる人の方が珍しい。

少なくとも、私は、冷静で居られる自信はない。
だから、「話し合い」というものは、ある意味、
信用していないところもある。
ちょっと距離を置いた方が正解、
ということもあるんじゃないだろうか。

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