2008年8月アーカイブ

迷惑かけましたか?

人間には、
権利と義務というものがあるけれど、
「自由」という権利を
ふりかざす時に、

「何か、迷惑をかけましたか?」
みたいなことを言う人がいる。

昨日のドラマ「モンスターペアレント」は、
まさに、そんな感じ。

自分の子供を自由にということで、
他人と違うヘアスタイル、
茶髪でパーマにさせて、

お小遣いは、月2万円を渡し、

家族での海外旅行費用を節約するために、
平日に学校を休ませて連れていこうとする、

とにかく、他の子供と違うことをさせるのが好きな親。

それで、そういうふうに育てていて、
「他の子供に、先生に、何か迷惑をかけましたか?」
と意気込む。

うーん、たしかに、迷惑はかけていない。

アメリカ的に考えたら、
まったく問題なし、かもしれない。

私のアタマの中に、日本人という価値観がなければ、
「オッケー、オッケー」と思うに違いない。

ただ、ここは日本。
違うことが、うらやみにもなれば、
下手すると、いじめの材料にもなりうる。

価値観が多様化しているこの時代には、
そういう「自由」の権利を振りかざしてくる。

先生の引き出しも多様化してこないと、
対応は、かなり難しいだろうなぁ、と感じた。

素直なこと

昨日、卓球の大会において、
次女の試合を見ていたら、

娘が観客席にいる私の方を
振り向いて、ニコっと笑った。

その時、ちょうど隣りにいたのは、
その娘と対戦していた相手選手のお母さん。
以前からの知り合いで、
特にライバル視しているわけでもなく、
並んで座ってみていた。

娘の笑顔を見て、

「あら、素直ね。」

と、そのお母さんが言う。

「やっぱり、素直じゃないと、
 伸びませんよね。」とも。

笑顔を見ただけで、
素直だと断定できるかは分からないが、
たしかに、言うことは聞く。

他人の娘の笑顔だから、
素直に見えたのか、

自分の娘はあんまり笑顔を見せないのか、
その点はよく分からないけれど、

親子の関係において、
何気なく笑顔を交し合える仲っていうのは、
当たり前のようで、うらやましいことなのかもな、
と納得した。

他人の子供であっても、
素直であれば、世話をしてみたくなる。

自分の子供であっても、
素直でないと、投げ出したくなる。

そういう感情は、出てきたりするかもしれない。

子供の素直さを、押しつけることは出来ないけれど、
長い間の関係で、自然に育まれたものであれば、
たしかに、いいものだ。

その素直さのせいか、長女と対戦した試合では、
あまりにもかなわないために、
その感情を「素直」に出しすぎて、
ふてくされたり、ボールを投げつけたりしていた次女でした。

素直も、時には、考えものかもしれない?

ステージママ?

ドラマ「モンスターペアレント」の今週は、
モデル業で忙しい娘には、
学校の勉強はいならい、という母親。

理屈としては、通っている。

将来の仕事を見つけるための勉強だという
視点から見れば、もう、その仕事を見つけた、
ということになるから、勉強は不要ということになる。

そして、せっせと稼いでもらえばいい。

ただ、問題は、そういう「水もの」の職業であるだけに、
ずっと、それだけで食べていけますか?
という話だ。

夢や目標を信じて、それに賭けるのもいいが、
頭の柔らかい子供の頃に、学習する能力を
身につけたほうがいい、という考え方もあるだろう。

将来の仕事は見つけたから、
学校の勉強はもう要らない。
社会勉強だけやっていく、という考え方。

将来の仕事となるだろう仕事はしてもいいから、
もしものために、学校の勉強もしなさい、
という考え方。

どちらも、正しいような気がする。

あとは、自分たちで選んで、
その結果と責任は、自分たちで引き受ける、
ということになるんだろう。

学校に行かせない親

どこの学校でも、
不登校の生徒をつくらないよう、
不登校になりかけたら
なんとかして学校に来させるよう、

いろいろと頑張っていると思う。

先日のドラマ「モンスターペアレント」は、
自分の要求が受け入れられなければ、
学校に行かせないという親の話。

親が、子供を不登校にさせるケースだ。

これは、むずかしい。

その親子だけのために、
学校側が要求をのむわけにはいかないだろう。

だからといって、
子供を不登校のままにしておくわけにもいかない。

「学校の対応が悪いから、
 こういう状態なのだ。」

ということが、いくらいいがかりとは言え、
そういう状態が長引くことは、あまり良くない。

不登校の裏には、
学校の問題ばかりでなく、
家庭の問題も多いだろうなぁ...

考えさせられます。

親バカ以上

昨日のドラマ「モンスターペアレント」は、
妻とうまくいっていない夫が、

その愛情のはけ口として
かわいい娘を過保護にしていた感じ。

学校に、さまざまな欲求をつきつける。

イケメン男性教師だと、
娘の気が散るから担任を代えてくれ。

学校への不法侵入者を防ぐ体制を、
万全にしてくれ。

下校時は危険だから、
担任の先生が自宅まで送ってくれ。

今ニュースで、全裸男が逃亡中となっている。
うちの娘は安全か、今すぐ調べてくれ。

休日に、子供たちだけで水族館に出かける計画がある。
まだまだ危ない年齢だ。学校側で付き添いをしてくれ。

教育委員会へ電話をかけてきて、
先生や職員について信頼できる人間かと問い合わせる。

娘が自宅に帰ってきていない。
だから、ちゃんと送り帰してくれと言ったじゃないか。
(実は、妻の実家に帰っていた)

こんな感じの内容。

このお父さんのような性格だったら、
本人そのものが疲れるだろうなぁ、
っていう気がしました。

わたしにも、3人娘がいるので、
分からないでもありません。

子供の自立と、安全の確保を両立することには、
矛盾するところもあるので、微妙なところです。

危険なところもある世の中、でも、いつかは、
一人で生きていかなければいけない。

どこまで守ってあげられるか。
考えさせられます。

先生という友だち

幼なじみ、同級生の中に、
先生になっている友だちが、
ほとんどの人にいるのではないでしょうか。

もし、その同級生が、
自分の子供とかの担任にでもなれば、
すごく親しみを感じて、
やり取りすることでしょうね。

もちろん、相手は、
教育現場という組織に
身を置いている立場ですから、

なんでもかんでも、
友だちの言いなりになることは
ないでしょうけどね。

だとしても、
気心の知れた人間がいる組織だと思えば、
そこに抱く気持ちも変わってくるでしょう。

そういう知人を一人でも持てたら、
幸せかもしれませんね。

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