
人生には、
待つということがよくあるものです。
自分の希望どおりに
まっしぐらに進める人は
もちろんしあわせだと思いますが、
たとえ希望どおりに進めなくても、
自分にあたえられた環境のなかで
せいいっぱい努力すれば、
道はおのずからひらかれるものです。
こういう人たちは、
順調なコースにのった人たちよりも、
人間としての厚みも幅もあるように、
わたしには思えるのです。
(本屋さんのダイアナ、柚木麻子)
人は、無限の時の一瞬を生きる。
自分だけでは、
およそ何事もなし得ない。
だが後から
同じ道を歩いてくれる人がいる。
それは大きな-慰めとはいわない。
それ以上の救いだ。
(八月の六日間、北村薫)
大変さをお客さんに
感じさせないようにする。
手を抜くのではない。
「さらっと」演じるというのが
表現としては近いが、
いい加減にやっているみたいで、
言葉として好きではない。...
「するりと演じる」。
微妙な表現だが、これが一番はまる。
(ありふれた生活12 とび、三谷幸喜)
どんな理由だろうと関係ない。
もう一度いう。理由は関係ない。...
いま仕事がまるでわからないのは
実力のせいじゃない。
経験がないからだ。
なんでここにいるかなんて
青臭い存在論を語る暇があるんなら、
このチャンスを生かすことを考えな。
(鉄の骨、池井戸潤)
難しいと思うから
実行ができないのである。
実行して、
「これは面白い」という味を
見出すことがないから、
三日坊主で終わるのである。
(大富豪になる方法、安田善次郎)
私は「人間ちょぼちょぼ主義者」です。
要するに、
「人間の能力は、
それほど高くはない」
「人間には、とくに賢い人も、
とくにアホな人もいない。
ちょぼちょぼである」
と考えています。
(「任せ方」の教科書、出口治明)
能力がないからできないと、
はじめからいうやつがいるが、
能力があるかないかなんていうことは
誰も知らないことだ。
自分を賭けることで力が出てくるんで、
能力の限界を考えていたら
何も出来やしないよ。むしろ、
能力のないほうが素晴らしいんだと
平気で闘えば、逆に
能力がひらいてくる。
(人生は夢、岡本太郎)
ふつうの人が練習するときには、
楽にできることに集中したがる。
エキスパートの練習はちがう。
それはうまくできないこと
- あるいはぜんぜんできないこと -
をやろうとして、相当量の
集中した継続的な努力をおこなうのだ。
(非才![エリクソン]、マシュー・サイド)
いったい
何が平凡な人生で、
何が平凡でないのか、
俺にも見分けが
つかなくなっちまったからなあ。
ただ、ひとつだけ言えるのは、
この世で平凡が最強だってこと。
だって、いつの世も、
この世の大多数を占めるのは
平凡な人間なんだぜ?
(猫と針、恩田陸)
だいたい「生きがい」だの
「自分探し」だのというのは、
現代病の一種である。
「みんなが主役」などと
マスコミが甘言をささやいた時点で、
人は新手の悩みを抱えるようになった。
自分なんか勘定に入れるなよ。
何様のつもりだ。
(港町食堂、奥田英朗)
ほとんどの時が悔しいんだぞ。
試合に負けたり、
練習がうまくいかなかったり、
人が自分より強くなったり、怪我したり。
9割がた悔しいんだ。
嬉しい時なんてほとんどねえよ。
だけど、そのぽっちりの嬉しい時が、
全部の悔しいや苦しいに勝るんだよ。
でなきゃ、誰が部活なんてやる?
(一瞬の風になれ 3、佐藤多佳子)
「1」は疑いもなく、
人間が発明した
もっとも単純な数字だ。
単純だから子どもでもわかる。
1から離れれば離れるほど、
複雑になっていく。
(Think Simple アップルを生みだす熱狂的哲学、ケン・シーガル)
一日中ずっと
時間を短縮することばかり
考えて行動していたのでは
疲れてしまいます。ですから、
何でもかんでも節約するのではなく、
まずは生活全体を見渡し、
一分一秒を争ってやる場面と、
緩やかに過ごす場面を
区切ることが必要です。
この時間はとにかく効率よくやろう、
そのかわり、
あとは緩くやろうというように、
時間の使い方に「メリハリ」を
きっちりつけるのです。
(最強の人生時間術、齋藤孝)
「歯車」という言葉には、
良いイメージがない。...
だが、結局のところ
人は皆、歯車である。
会社でも、家庭でも、
なくてはならない歯車だ。
常に動き続けることを
期待される歯車である。
歯車から受ける印象は
ちっぽけで無力だが、
それが担っている役割は
果てしなく大きく、
そこに求められるのは、
狂ってはならない精緻なリズムだ。
(空飛ぶタイヤ、池井戸潤)
礼儀正しかったり
人当たりが良かったりしても、
仕事できなかったら駄目だからね。
礼儀とか人当たりとかを
仕事だと思っている人もいるけど、
そういうのは仕事以前のものだよ。
本当の仕事っていうのがなんなのか、
考えてみな。
(ニキの屈辱、山崎ナオコーラ)
新しい仕事が入るたびに、
今まで見えなかったものが
見え始めるの。
いろいろな人と知り合えるし。
自分が毎日変わり、
少しずつ進歩しているのが
わかって楽しいわ。
(ゴサインタン、あさのあつこ)
そもそも「やりたくない」気持ちが、
後になって「やりたい」気持ちに
変わるわけではないのだから、
時間があるうちに
すぐにやってしまったほうが、
いつまでも「早くやらなくては」
という気持ちを引きずるより、
じつはずっと楽なのである。
(グズをなおせば人生はうまくいく、斎藤茂太)
人生で真に失敗と
呼ぶべきものがあるとすれば、
それはミスから何も
学べなかったときである。
終わったことを
いつまでも気に病むことなく、
そこから学んで本来の目的に
集中することだ。
(「人を動かす人」になるために知っておくべきこと、ジョン・C・マクスウェル)
自分という歯車のかたちを変えるのか、
それともかたちは変えず、
ぴったりと填る場所を新しく探すのか。
歯車として生きるのならば、
人間どうしたって
この二通りの生き方しかできない。
歯車はみんな大切なのだから、
どちらがいいとはきっと言えないのだろう。
ただ、歯車であることを
放棄するような人間にだけはなりたくない。
(プロムナード、道尾秀介)
人ってのは、
自分が信じたい、
と思っていることを
信じるんだよ。
それと、その噂が
面白いものであればあるほど、
広く伝わっていく。
(オー! ファーザー、伊坂幸太郎)
個性ってのはさ、
何かを一生懸命に真似しないと、
手に入れることなんて
絶対にできないんだよ。
はじめから
独自のものを目指そうったって、
そんなの上手くいくはずがない。
音楽だって、絵だって、
人生だってそうさ。
(ラットマン、道尾秀介)
最大の障壁は、じつを言えば
自分の関心の壁だったりする。
もちろん、人間誰しも万事に
関心をもつことなんてことはできない。
(ゲームの教科書、馬場 保仁+山本 貴光)
振り返ってみるとさ。
ああすればよかったとか、
こうすればよかったとか、
そんなことばっかり。
でも、立ち止まってちゃ
ダメなんだよな。
今何ができるのか、
今何をするべきなのか、
結局、目の前にあることを
淡々とやるしかないんだけどさ。
でも、そうすることで、
また少しずつ先が見えてくる
んだよねぇ。
(ドラマ「ヴォイス」)
人間生きてて、
好きじゃないことを
やってない人はいない。
「嫌ならやめりゃいいじゃん」
で終わるんじゃなくて、
「考えてみ?一番根っこのところ」
って言いたい。
「好きだったから今、
そこにいるんでしょ?」って。
(日経エンターテイメント、上地雄輔)
燃料を節約して
炎を静かに燃やすようなら、
人生は意味がないものになる。
(英語)
It’s when you burn a slow fire
and save fuel that
life’s not worth having.
(D・H・ロレンス)
「辞めたくないわ。
私が言いたいのは…
死ぬほど努力してるんだから、
それを少しでも評価して欲しい
ってこと。」
「…よく考えろ。
君は努力していない。
泣きごとを言ってるだけだ。」
(英語)
I don’t want to quit.
I’m just saying that...
I’d like a credit for the fact
I’m killing myself trying.
...be serious.
You are not trying.
You are whining.
(映画「プラダを着た悪魔」)
愛は何よりも大切だとか、
金より大切なものがあるとか、
大切なのはそれが真実かどうか
ということではなく、
それをどれだけ信じられるかである。
(映画「ウォルター少年と、夏の休日」)
その道の「専門家」は、
話題にできそうな最大ミス
のいくつかを知っていて、
その回避方法も
知っている人のことなのだ。
(英語)
An expert is someone
who knows some of the worst mistakes
that can be made in his subject
and how to avoid them.
(ワーナー・K・ハイゼンベルグ)
未来を予測する最良の方法は、
未来を自分で創りだすことだ。
(英語)
The best way to predict
the future is to invent it.
(アラン・ケイ)
理想の環境なんて待つな。
最高のチャンスも同様だ。
そんなものは、決して来ない。
(英語)
Do not wait for
ideal circumstances,
nor the best opportunities;
they will never come.
(ジャネット・E・スチュアート)
487回目の実験が失敗したとき、
ピエール・キュリーは絶望して言った。
「これは無理だ。きっと100年はかかる。
ぼくが生きている間はできないよ。」
するとマリー・キュリーは
ひるむ様子もなく言った。
「もし100年かかるとしたら、
それは残念なことだけど、
でもわたしは生きているかぎり
何度でも続けます。」
(英語)
And after their 487th experiment had failed, Pierre threw up his hands in despair and said, ”It will never be done. Maybe in a hundred years, but never in my day.”Marie confronted him with a resolute face and said, ”If it takes a hundred years, it will be a pity, but I will not cease to work for it as long as I live.”
(キュリー夫人の実話)
あらゆる国の歴史は、
一人の男、または女の
心の中で始まる。
(英語)
The history of every country
begins in the heart of
a man or a woman.
(ウィラ・キャサー)
時に、私たちは、
人の美談よりも、
失敗から学ぶものだ。
(英語)
Sometimes we may learn
more from a man’s errors
than form his virtues.
(ヘンリー・ワーズワース・ロングフェロー)
人間は、
差が激しい時代が長く続くと、
平等にしたとき喜んで働く。
ところが平等が長く続くと、
残念ながら今度は差が欲しくなる。
それが人間の本性だと思う。
(人事破壊、日下公人)
勝ちたいと思うだけじゃダメだ。
勝ち負けがあるゲームなら、
誰だって勝ちたいと思う。
俺はな、ボストン・マラソンに出て
勝ちたいと思っている。
でも、わかるだろ。
絶対に勝てっこない。
本気で勝とうとは思っていないからだ。
マラソンに情熱をもっていないからだ。
いいか、意欲と情熱がなけりゃ、
お遊びで終わる。
(ディズニー7つの法則、トム・コネラン)
どんな大きな失敗にも、
ほんの一瞬かもしれないが、
あともう少しだった、という惜しい時期が
見つけられるもんだよ。
それを反省して、
ほぼ解決した時には…
(英語)
Every great mistake has a halfway moment,
a split second when it can be recalled
and perhaps remedied.
(パール・バック)
偉大な事業とは、
非凡な人々によって
つくられたものではない。
平凡な人々が
非凡な結果を出すからこそ、
偉大なのである。
(はじめの一歩を踏み出そう、
マイケル・E・ガーバー)
常に自分が出来ることより
少し難しいことをやって、
常にしんどいと思っていないと、
出来ることしかやらない屑人間に
なってしまう。
(ほぼ日刊イトイ新聞の本、糸井重里)
新しい世界は
外にあるのではありません。
自分の心の中にあるのです。
自分の内部に
隠蔽(いんぺい)されている不安や葛藤に
気がつけば世界は開けるのです。
(ドロシーおばさんの大事なことに気づく、加藤締三)
天才になるためには、
ただ自分の仕事を愛すればいいのだ。
それが人生における真の天才というものじゃよ。
凡人には、けっして
自分がほんとうにやりたい仕事をする勇気などない。
ただ他人に何か言われるのを恐れ、
生活の安定を失うことを恐れるだけなのじゃ。
(成功の掟、マーク・フィッシャー)
大きなチャンスの到来を
待っていてはいけません。
ごく平凡な機会をとらえ、
それを大きなチャンスに
変えていきなさい。
(この世で一番のメッセージ、オグ・マンディーノ)
あなたが今何の職業で生計を立てているか、
私には興味ない。
私が興味あるのは、
あなたが切望しているもの、
あなたの心が熱望する夢に
立ち向かう勇気があるかどうかである。
(オリア・マウンテン・ドリーマー、誘い)
我らがみな船長にはなれない
水夫になるものもいよう
ひとりびとりに何かすることがある
大きな仕事もあれば
小さな仕事もあろう
そして、与えられた務めという点に変わりはない
広い道が無理ならば ほんの小路でもよい
太陽が無理ならば 星になれ
成功と失敗を分けるのは大きさではない
何になろうと最も最上のものになれ!
(ダグラス・マロック)
世の中で一番楽しく立派なことは
一生涯を貫く仕事をもつことです。
世の中で一番みじめなことは
人間として教養のないことです。
世の中で一番さびしいことは
する仕事のないことです。
世の中で一番みにくいことは
他人の生活をうらやむことです。
世の中で一番尊いことは
人のために奉仕し、決して恩にきせないことです。
世の中で一番美しいことは
すべての物に愛情をもつことです。
世の中で一番悲しいことは
うそをつくことです。
(福翁自伝、福沢諭吉)
俺はずっと考えてたんだ
俺たちはなぜ生まれ、
なぜ死ぬのか…
けどいくら考えても
ちっとも答えなんか出やしねぇ
けど俺たちはいつも何かを考える
花や木や虫たちは
そんなことを考えたりはしない
花はただそこに咲いてるだけだ
ただ無心に精一杯咲いて、
いつかは何も言わずに枯れていく
俺はそんな花が大好きだ
永遠じゃないから、
いとおしく思って大事に水をやる
俺たちも永遠じゃない
やがては誰もが死んじまう
ただ花と違うのは考えることだ
(1995年TBS金曜ドラマ「未成年」 )
「原因が分かれば治せるでしょう…」
「重たい荷物がなぜ重たいのかが分からねば、
背中から降ろすことはできませんかね。
重たいから少し荷物を減らそうと、
降ろしてしまうのが先ではありませんかね。」
(ドリームバスター、宮部みゆき)
失敗の反対はなんだと思う?
それは成功ではないんだよ。
成功の延長線上に
失敗があって成功するんだ!
じゃけん、失敗の本当の反対は、
『何もしないこと』
『何も行動しないこと』なんだ。
(岡平健治さん)
何も考えず前に進むことは、
誰にでもできる。
大切なのは自分がどこに向い、
どの道を進んでいるのかを自覚し、
いつか出会う障害をどう乗り越えるか。
(映画監督スピルバーグ)
僕は明日があって
生きることをやめたんです。
…気づいたんです。
自分にはやりたいと思っても
やらなかったことがいっぱいあるって。
ですから、もうやるべきことを
先延ばしにするのはやめよう、
と思いました。
僕は、今日やろうと思ったことは
今日中にやっておきたいんです。
(ドラマ『僕の生きる道』)
誰かがゴールラインだと思って
立ち止まったラインを
スターとラインだと思って
走り出した奴は
いったいどんな景色を見るんだろう
立ち止まった奴が
決して見ることの出来ない景色が
その先に広がっている
(窪塚洋介、『20』)
人は何かを求めてる、
それは金かもしれないし、
物かもしれない。
だけど、本当に求めてるものが
あるとしたら、それは場所だと思う。
君が君でいたい場所、
僕が僕でいれる場所。
(投稿)
何をやるにしても、
喜びとともに行うのでなければ
価値がありません。
…たとえば、
もし花が義務として成長したなら、
見る人の心をなごませることなど
できるでしょうか?
(果樹のディーバたち、ドロシー・マクリーン前掲書)