「誰もがチャンピオンになれるわけではありません。
でも、決してチャンピオンにはならなくとも、
卓球台で泣きながら、笑いながら、
話をしながら、どんなときも卓球が自分を助けてくれて、
卓球が人生の大きな支えとなっている人たちと、
私はこれまでお会いしてきました。」
(バタフライ卓球レポート2009年11月号、米沢和洋)
娘たちの賞状や、カップ、トロフィーが、
どれだけ増えても、
もっともっとという欲は止まりません。
親のエゴだと分かっていても、
もっともっとと思ってしまう心。
そういう親の姿を、
それほど熱くない親子が見たら、
きっと、「バカみたい」という印象を
もたれることもあるでしょう。
そういうことも100も承知ですが、
大会、試合の場になると、
勝気な性格、競争心の激しい性格は、
どーんと、前面に出てきます。
なんど、優勝しても、いい成績を残しても、
その上位の大会にいけば、負けることがある。
それで、また、不満がつのる。
「なんで、あのとき、これができなかったのか。
なぜ、あの作戦に気づかなかったのか。」
勝ちに執着すると、
キリがありません。
そして、優勝など一度も経験したことのない人から見れば、
「十分じゃないか」と思われていることでしょう。
そうか、十分がんばっているんだな、
と思えたらどらだけ楽かもしれませんが、
上を目指したい気持ちは、なかなか消えない。
チャンピオンになると、
そういう止まることのない欲望と
戦うことが、一番の戦いなのかもしれませんね。
なんどもなんども、親が育てられています。
カスミン、とうとう、100位以内に入ってきました。
おめでとう! と言いたいところです。
ただ、他の日本人選手でいうと、
男子の水谷選手は、29位→26位と
上昇していますが、
日本女子トップの福原愛ちゃんが、
21位→27位と、ちょっと大きいかな、
という後退です。
日本女子2位の平野早矢香29位と、
ほとんど変わりなくなっています。
一時は、9位まで登りつめた愛ちゃん。
再び、そこまでアップすることはないのかしら...
うーん、まだまだ、がんばって欲しい。
ほぼ20年の卓球人生に、
愛ちゃんは、もしかして、
もう疲れているのかなぁ。
そうだとしたら、残念だなぁ。
もちろん、世界のレベルが高く、
激しい競争であることは分かるのですが、
がんばってほしい。
まだまだ20歳になったばかり。
テニス界では、
「HPオープン2009」という大会が、
新たに開かれるらしい。
どこの企業においても、
スポーツ部の廃部や休部などを決断し、
厳しくなっている昨今には、
うらやましいニュースだと思います。
HP(ヒューレット・パッカード)といえば、
わたしが使っているパソコンとプリンタの
メーカー。
スポンサーとなって、
賞金総額は22万ドル(約2000万円)の
供給に尽力する。
HPとしては、日本国内の知名度を、
テニスの大会を利用してアップしよう、
ということらしいですが、
卓球にも、そんな意図で、
新しい大会を作ってくれるような企業(人)が
もっともっと出てきてくれたら、嬉しいなぁ。
先月に行われた「ジャパントップ12」の大会でさえ、
賞金は、100万円。
テニスは、2,000万円。
あまりにも差がありすぎる。
でも、嘆くことはないか...
それはそれで、
卓球が庶民的な、生涯スポーツで、
いいことなのだ。
よし、としよう。
この大会には、日本からたくさん選手が
参加したようですね。カスミンは、
女子ダブルスで3位となる健闘ぶりでした。
アンダー21の女子シングルスでは、
準決勝で、同じ日本の石垣選手に負けて、
優勝を逃しました。
国内選手にも、まだまだ敵の多いカスミンです。
がんばれ!
女子シングルス
【予選】
○石川佳純(wr106) 4-0 デシュパンデ(インド、wr573)
勝ちスコア 11-7、11-9、11-9、11-6
○石川佳純 4-3 文炫晶(韓国、wr66)
勝ちスコア 11-5、11-9、9-11、11-7、2-11、9-11、12-10
【1回戦】
×石川佳純 3-4 姚彦(中国、wr23)
負けスコア 11-6、6-11、11-5、8-11、10-12、13-11、9-11
女子ダブルス
【予選】
○藤井寛子/石川佳純 3-1 ダス/ガタク(インド)
勝ちスコア 11-6、11-8、9-11、12-10
【1回戦】
○藤井寛子/石川佳純 4-1 ロバシュ/トート(HUN)
勝ちスコア 13-11、11-9、11-3、9-11、11-9
【準々決勝】
○藤井寛子/石川佳純 4-2 ホー/フー(TUR)
勝ちスコア 11-7、11-4、8-11、11-6、6-11、11-8
【準決勝】
×藤井寛子/石川佳純 2-4 郭躍/張怡寧(中国)
負けスコア 6-11、8-11、17-15、5-11、11-8、7-11
アンダー21女子シングルス
【予選】
○石川佳純 3-0 デシュパンデ(インド)wr573
勝ちスコア 11-4、14-12、11-3
○石川佳純 3-0 朴英淑(韓国)wr145
勝ちスコア 11-7、11-3、11-4
○石川佳純 3-0 エルダウラトリー(エジプト)wr581
勝ちスコア 11-2、11-7、11-2
【準々決勝】
○石川佳純 4-0 李皓晴(香港)wr274
勝ちスコア 11-7、11-6、11-4、11-5
【準決勝】
×石川佳純 0-4 石垣優香 wr56
負けスコア 7-11、6-11、5-11、6-11
第1ステージ Cグループ
○石川 3-0 森薗美咲(青森山田)
×石川 1-3 藤沼亜衣(日立化成)
ということで、残念ながら、
第2ステージの準決勝にはいけませんでした。
藤沼亜衣選手が優勝したことから考えると、
まだまだ、日本でも学ばなければいけないことが
あるようですね。
ちなみに...
第2ステージの結果
【準決勝】
田勢美貴江
(十六銀行・東京) 0-4 福原 愛
(ANA・東京)
6-11、4-11、9-11、8-11
藤沼 亜衣
(日立化成・茨城) 4-0 渡辺 裕子
(ミキハウス・大阪)
11-7、11-4、11-9、11-8
【決勝】
福原 愛
(ANA・東京) 2-4
藤沼 亜衣
(日立化成・茨城)
11-7、10-12、5-11、4-11、11-8、7-11
【男子の決勝】
水谷 隼
(明治大学・東京) 0-4 岸川 聖也
(スヴェンソン・東京)
9-11、10-12、7-11、6-11
という具合でした。
全日本の男子チャンピオンの水谷隼は、決勝で負けて、
女子チャンピオンの平野早矢香は、第1ステージで敗退。
面白い結果となりました。
カスミンとは直接関係のない話ですが、
先月末は、グランプリ大阪の卓球部が
休部するというニュース。
昨日は、日産の卓球部が同じく
休部というニュース。
この大不況の波は、
企業の中で、採算に影響のないところから、
カットされていく模様です。
企業のためには、
宣伝広告活動は必ず、
必要なのですが、
効果のある宣伝広告は残るとしても、
効果のない宣伝広告活動は削られていく。
もちろん、スポーツ活動が、
その宣伝のためだけでないのは
分かりますし、
社員の士気を高めるためにも、
いい効果があるとは思います。
けれど、やっぱり、
経営者の判断からいえば、
休部という決断が来るに決まっている。
また、日の目を見るまで、
実力を落とさずに、
地道に練習を続けることが
必要になるでしょう。
カスミンが大学を卒業する頃には、
どんな時代になっているのかなぁ。
とにかく、今は、
みんなが忍耐の時期ですね。
でも、明るいニュースのために、
卓球はがんばって欲しい。
そう思います。