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人は必ずしも
常に正しいことを望むわけではないので、
望む事柄がすべてかなえられたとしても
幸福は得られないであろう。

(ジェームズ・E・ファウスト)
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【コメント】

つまり、望みがすべて
かなえられない状態にいても、
幸せを感じていられることも
ありえるわけです。

それに気づくことは、
かなり幸せなことのように
思えます。

仮に、自分が幸せを感じて
生活するためには、
○○万くらいの月収があればいい、
という夢があるとします。

もし、心底、それを望み、
何もかも忘れ、そこに集中するならば、
おそらく、達成することが出来るでしょう。

しかし、それに到達するために、
捨ててきたもののなかには、
本当の幸せに必要なものがあったりして、
夢を果たせたものの、
複雑な心境だけが残りうることもあるのです。

私もあるように思いますが、
思いこんでいる「夢」や「願望」。
それなしには、やる気や力さえ、
湧かない可能性もありますが、

それを求めている自分の動機くらいは、
確認しておいた方がいいでしょう。

家族を幸せにするため、と言いつつ、
その裏に、
自分は何か虚栄心を持っていないか、

自分の才能を見いだすため、と言いつつ、
その裏には、
何かからの逃げがないか…

そういう裏の動機が見え隠れして、
分かっていて、進むならいいんです。

しかし、それを自覚しないで、
いかにも正当な理由だけで
自分は夢を追いかけていたんだ、
というおごりは、夢がくじかれた時、
立ち直るのを難しくするでしょう。

自分は、いつも正しいことを望むわけではない、
口には出さなくても、
そこを認めていたいものです。

(参考)
道は開ける(ディール・カーネギー)


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