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お話というものはね、
けっして、ほんとに
おわるってことはないんだよ。
いつまでも、いつまでも、
つづくものなのさ。

ただ、ときどき、
あるところまでいくと、
話すのをやめるだけなんだよ。

(床下の小人たち、メアリー・ノートン)
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【コメント】

7月17日に公開される、
新作ジブリ映画「借りぐらしのアリエッティ」
の原作本からです。

幼い頃には、
映画、ドラマ、小説でも、
ハッピーエンドで終わるものだ、
と思っていたかもしれない。

しかし、現実は、
そういうわけじゃないし、
あまりにも無理なハッピーエンドは、
かえって、面白くない。

ちょっとハッピーエンドにはなるけれど、
何かしらの課題は残っている、
そういうのが現実だと思う。

そして、課題なり、問題が
残っているということは、
その先にも、話は続くということ。

人生っていうものも、仮に、
一人の人の人生が
終わったとしても、
その子孫なり、
残された人たちの人生が続いて、

下手すれば、
その終わった人が残した問題を
片づけるために、
また別のドラマ、話が
続いていたりするもんです。

だから、本当は、
ハッピーエンドなんてことはない。

そして、悲しいエンド、
っていうこともない。

第1幕が終わった、
第2幕が終わった、
そんな感じ。

その続きについては、
興味があれば、
知ることができるだろうし、
なければ、そこまでの話で終わり、
というだけのことでしょう。

ハッピーエンドも、悲しいエンドもない。
いろんな瞬間を楽しむために、人生はある。

(参考)
床下の小人たち(メアリー・ノートン)


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