クールビズ推進係
クールビズ推進のつまずき
そもそも、クールビズとは、cool(涼しい、カッコイイ)とbiz(ビジネス)の造語。そして、クールビズ期間は、ふつう6月~9月だと思われます。政府のキャンペーン内容としては、夏の時期に、冷房が28℃に設定された部屋でも過ごせる軽装ということが始まりだったようです。
それが、冷房28℃という環境よりも、軽装の方がクールビズの「主体」のように受け止められてから、推進が難しくなっているところがあるようです。地球のために28℃にしよう、そのための軽装を夏の期間だけ許していこう、という推進であればよかったんでしょうけどね。そうなれば、28℃環境で、スーツを着ていられる人は、着ていればいいし、難しい人は無理しなきゃいい。ところが、人間がつまずくのは、いつも本題でないところと決まっているものなのです。「環境」よりも「慣習」が大事。いかにも、日本人っぽい「つまずき」です。
環境か、慣習か
未来を考えれば「正解」のことも、今を考えれば「正解」とは限らない。もちろん、環境は今にも影響はあるものの、未来の話の部分が大きい。それに対して、ビジネスのイメージや経済は、全くもって今に直結することだから、騒がれるのは当然といえば当然。未来と今の中間地点に、何かいい答えはないものかと思います。
ありがちな事例を考えていきたいと思います。
事例1
自社は中小企業。クールビズを推進して、それが当たり前になった。取引先は大企業。クールビズに対しては、あまり理解を示さない会社のようだ。クールビズのスタイルで取引先に出向くと、大企業である自分たちへの礼儀が足りないような態度を示される。
(対応案)
通常は、半そでYシャツ+ネクタイ姿で過ごすことにし、面倒でなければ、その会社に出向く時のために、スーツの上を用意しておく。出向く時だけ着ていく。
事例2
社内における、クールビズの推進に、大反対をする経営幹部がいる。だらしなくなる、イメージが軽くなる、そんなに暑くないだろ、というようなことを言うばかり。
(対応案)
1週間でも、2週間でもいいから、クールビズ体験期間を設定する。おそらく、スタート当初は、多くの人が周囲の顔色をうかがうばかりで、試す人は少ないかもしれない。場合によっては、「おまえらは暇だから、そんなおしゃればかりを考えているんだ。」なんてことも言われるだろう。それでも、推進係はへこたれずに、いろんなスタイルを示す機会と考えて、クールビズを貫く。
事例3
空気が2つに分かれている。やりたい人だけがやればいい、という空気と、全員がやらなければ意味がない、という空気。
(対応案)
おそらく、周りの目が気になる人が多いのだろう。クールビズ体験期間をスタートして、物怖じしない経営幹部から、クールビズを始めてもらい、経営側も理解を示していることだということをアピールする。
»ホーム »このページのトップ
Shu。