横山秀夫作品の警察官人生


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横山秀夫さんについて

横山秀夫さんは記者出身の作家。1957年1月17日生まれ。警察官、警察組織を描く、鋭い視点には、その経験の濃さが垣間見られます。半落ち、看守眼、動機、クライマーズ・ハイなどを読んでいると、警察ばかりでなく、組織のなかで生きていくことの葛藤が間近に感じられる。そんな言葉を集めてみました。まだまだ色々な本を生み出してくれることでしょう。楽しみです。

2010年5月20日

これでいい

償いっていうのは、
あんたがこれでいい、
って決められるようなもんじゃねえ。
...あんた、たしかについてねえ。
でもよ、自分の人生、
勝手に決めんなよ。
生きろ、精一杯生きろ。
今生きてるあんたには、それしかねえ。
世間が冷たかろうが、あったかろうが、
人にどう見られようが関係ねえ。
まずは、自分がどう生きるかだ。
あんたの言う、償いってやつも、
そっから始まるんじゃねえのか。
(ドラマ「臨場」)

過ちの償いを、一生懸命しているのに、
世間からは、人々からは、冷たくされる。
これは、きっと、誰にとっても、こたえることだろう。
でも、それにめげて、自分の人生を捨ててはいけない。

2010年5月13日

分かりやすい

分かりやすい人生ってのは、
死んだ後、すぐ忘れられちまうんだよ。
なぞがあれば、人の心に
残るじゃないか。
(ドラマ「臨場」)

人は、ちょっと謎めいた存在でいたい。
覚えてもらえるように、
興味を持ってもらえるように、
魅力を感じてもらえるように。

絶望

人間ってのはなあ。
生きる理由がなくたって、
そう簡単に死ぬもんじゃねぇ。
死にたいと思うことと、
本当に死ぬのは別もんだぁ。
人が死ぬのは、
生きることに絶望した時だけだぁ。
(ドラマ「臨場」)

人は、なかなか絶望しない。
絶望するときには、
なかなか這い上がれない。
絶望する前に、道を見つけられないといけない。

2010年5月 6日

無駄の積み重ね

我々の仕事は、
無駄の積み重ねです。
違いますか?
(ドラマ「臨場」)

無駄をしたくないとしたら、
何もできなくなる。
無駄はあって当然。
その積み重ねから、
価値あるものを見出していく。
どんな無駄だったらやれるか、
それが、その人の価値あるものかも。

2010年4月16日

支えられて

人はなぁ、一人で生きてんじゃねぇ。
誰かに思われて、
支えられてっから生きていけんだ。

(ドラマ「臨場」)

一人では生きていけない、
ってことを、けっこう忘れるんだな。
一人で生きてきた気分になりがち...

2009年12月24日

不幸の波紋

犯罪とはこういうものなのだ。
直接の被害者だけでなく、
思いも寄らないところにまで
不幸の波紋を広げ、
多くの大切なものを踏みにじる。
人を泣かせ、人を傷つけ、
人の一生を狂わせる。
、横山秀夫)
 
知らなかった、という言い訳が
通用する場面と、
通用しない場面があるんですよね。
だから、そのセリフを多用する人間には、
ならない方がいいだろうな。

頑張ってない人

だって、人間ってそうじゃないですか。
頑張ってる人を見て
勇気もらうとか言うけど、
そんなの嘘で、ホントは、
頑張ってない人とか、
頑張りたいのに頑張れない人とか見て、
ああ、よかったって安心したり、
ざまあみろって思ったり、
そういうの励みに生きてるじゃないですか。
、横山秀夫)
 
人は、安心が欲しいんでしょうね。
安心して頑張るか、
安心して怠けるか、
そのどちらか。
今の自分は、安心して怠けたいけれど、
頑張らなければいけない時期で、
まいった、まいった。

これまで読んだ本

2009.12.25まで。

寄り添う

寄り添っていることが大切なのだ。 (、横山秀夫)
 
いっしょにいない人には、
なかなか本当のことは話せないです。
だから、本当のことを、
相手の口から
言ってもらうためには、
寄り添っていた方がいい気がします。
どれだけ時間がかかるかは、
その間柄、いっしょにいなかった時間に
左右されるでしょうが。

顔

怯えている人間

怯えている人間というのは
そういうものだ。
依頼心が強くなっているから、
見た目も喋り方も
どこか甘えた感じになる。
、横山秀夫)
 
「決別の春」からの言葉です。
何かに怯えているときに、
頼りになりそうな人が登場すると、
やっぱり、甘えたくなります。
自分の努力とか、そういうものを
なしにして、頼りたくなる。
けれど、自分の人生を、
ちょっとずつでも変えられるのは、
結局、自分なんですよねぇ。



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