【奥田英朗さんについて】
1959年、岐阜県生まれ。プランナー、コピーライター、構成作家を経て1997年『ウランバーナの森』でデビュー。新人賞経由ではなく、出版社への持ち込みでのデビューだった。第2作『最悪』がベストセラーとなり、2001年『邪魔』が第4回大藪春彦賞受賞。2004年『空中ブランコ』で第131回直木賞受賞。2006年に『サウスバウンド』が本屋大賞第2位にランキング、2008年にも『町長選挙』がベスト30に入る。2007年『家日和』で柴田錬三郎賞を受賞。2009年『オリンピックの身代金』で吉川英治文学賞受賞。

笑い話

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物事の大半は、
時間が経てば全部笑い話だ。
家日和、奥田英朗)
 
笑い話になるまでは、
真剣に、怒ったり、
悲しんだり、余裕がない。
しかし、もっと深刻なことが起きれば、
そんなことは、ぶっ飛んでいきます。

妻と母

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まったく家族は
妻と母親に無関心だ。
当然そこにいるもの、
としか思っていない。
家日和、奥田英朗)
 
いつもいる、あると思えば、
大切にしない。
いなくなる、なくなるまでは、
それに気づけない。

女同士

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いいねえ、女同士は。
互いを褒めあってればいいんだから。

家日和

家日和、奥田英朗)
 
女同士は、
ほめあう関係があれば、
なんとなくうまくいくかもしれない。
男同士は、
そうはいかない。
プライドがあったりするからね。

人生は続く

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泣いても笑っても、
どの道人生は続いていくのだ。
明日も、あさっても。
ララピポ、奥田英朗)
 
今日も、明日も、
1秒は1秒、1分は1分、
間違いなく、続いていく。
そのなかで、どんなふうに生きるか、
ということだけ、私たちには変えられる。

成功体験

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世の中には成功体験のない人間がいる。
何かを達成したこともなければ、
人から羨まれたこともない。
才能はなく、容姿には恵まれず、
自慢できることは何もない。
それでも、人生は続く。
この不公平に、みんなは
どうやって耐えているのだろう。
ララピポ、奥田英朗)
 
成功体験の多い人は、
ものすごい集中力を持っていることが
多いように思う。
それだけ成功に執着している。
それがない人は、きっと、
成功から、ちょっと遠いところにいる。
何に集中できるか、で人生は変わる。

60億分の1

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一人で生きていくのが
年々苦しくなる。
もっとも深刻に悩むというほどではない。
一人の人間の生きる意義なんて、
60億分の1ほどのものでしかない。
そう思えばきがらくだ。
ララピポ、奥田英朗)
 
自己実現を考えれば、
なんだか、生きるのが苦しくなる。
素のままに生きることを考えれば、
それほど、辛くない。でも、だらける。
大切なのは、そのバランスだと思う。

我慢して

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世の中をなめるなよ。
誰だって好きなことやって
生きていけるわけがないんだ。
金のために我慢して、プライドを捨てて、
馬鹿にされたって、虐げられたって、
がんばって生きているんだ。
自分だけらくをして生きられると思うなよ。
ララピポ、奥田英朗)
 
好きなことをして
生きられる人は、
その好きなことで、
何度か、きっと苦しんでいる人。
好きなことで苦しむか、
好きじゃないことで苦しむか。
それぞれの選択だ。


プロフィール

Shu。言葉力仕事人。いい言葉ねっとを運営。著書「読めばたちまちハッピーになるイイコトバ。」

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