【伊坂幸太郎さんについて】
1971年、千葉県生まれ。宮城県仙台市在住。東北大学法学部卒業後、システムエンジニアとして働くかたわら文学賞に応募、2000年『オーデュボンの祈り』で新潮ミステリー倶楽部賞を受賞しデビュー。その後作家専業となる。2002年の『ラッシュライフ』で評論家に注目され始め、直木賞候補になった2003年の『重力ピエロ』で一般読者に広く認知されるようになった。それに続く『アヒルと鴨のコインロッカー』が第25回吉川英治文学新人賞を受賞。

小さなこと

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人生が大きく変わらなくても、
たとえ、自伝や年表に載るような大きな出来事が
起きなくても、小さな行動や会話の一つ一つが、
人生の大事な部分なんです。
モダンタイムス、伊坂幸太郎)
 
小さなことが積み重なって、
人生ができていく。
最初から、大きなことを目指したとても、
そのとおりになるとは限らない。

開き直り

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開き直ったらおしまいなのよ。
仕事でやったとしても、
悪いことをしたら、しっぺ返しがくる。
というより、誰かを傷つけたら、
それなりに自分も傷つかないと駄目だと
わたしは思うの。
モダンタイムス、伊坂幸太郎)
 
悪いことをして、
何かのせいにして、
開き直られたら、
被害者は救われない。
どこかで、救われる世の中であって欲しい。

誰かのせい

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俺たちの生きている社会は、
誰それのせいだと名指しできるような、
分りやすい構造にはなっていない。
さまざまな欲望と損得勘定、
人間の関係が絡み合って、
動き合っているんだ。
モダンタイムス、伊坂幸太郎)
 
誰かのせいにすれば、
楽だけれど、そう簡単ではない。
だからといって、難しいともいえない。
自分の行動を決めて、最善を尽くすことだけを
あきらめずにやっていけばいい。

生き物

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国家も同じなんだ。
自分が生き残ることだけを考えている、
生き物だ。
モダンタイムス、伊坂幸太郎)
 
生き物は、生きることを考える。
自分を生かすために、他者を犠牲にしたり、
他者を生かすために、自分を犠牲にしたり、
とにかく、生きることを考えている。

人間と情報

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人間は情報ではできてないのよ。
その人の情報がどれだけ集まっても、
その人間はできあがらない。
逆に考えれば、情報がいくら漏れても、
実はその人間が死ぬようなことには
ならないはずなんだって。
モダンタイムス、伊坂幸太郎)
 
情報は、情報。
人間そのものを表すものではない。
敏感になりすぎても、いけないんだろうなぁ。

先生

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どんな人間でも、毎日、
先生先生と呼ばれていたら、
絶対に歪むんだ。
学校の教師、医者、代議士、
作家、みんなそうだ。
「先生」という言葉にまとわりつく、
胡散臭い上下関係が、人を傲慢にする。
謙虚さを奪っていくんだ。
モダンタイムス、伊坂幸太郎)
 
先生と呼ばれると、
たしかに、気分が変わります。
わたしも経験があるので分かります。
そのときに、心が浮きすぎてしまうと、
ちょっと傲慢になるんでしょう。

人生を楽しむ

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人生を楽しむには、
勇気と想像力と
ちょっぴりのお金があればいい
[ライムライト、チャップリンの台詞]
モダンタイムス、伊坂幸太郎)
 
勇気もない、お金もない。
そうなったら、想像力で
幸せになるしかない。
ホントに、そうかも。
そして、そこから開けることもあるかも。


プロフィール

Shu。言葉力仕事人。いい言葉ねっとを運営。著書「読めばたちまちハッピーになるイイコトバ。」

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