人生が大きく変わらなくても、
たとえ、自伝や年表に載るような大きな出来事が
起きなくても、小さな行動や会話の一つ一つが、
人生の大事な部分なんです。
(
モダンタイムス、伊坂幸太郎)
小さなことが積み重なって、
人生ができていく。
最初から、大きなことを目指したとても、
そのとおりになるとは限らない。
開き直ったらおしまいなのよ。
仕事でやったとしても、
悪いことをしたら、しっぺ返しがくる。
というより、誰かを傷つけたら、
それなりに自分も傷つかないと駄目だと
わたしは思うの。
(
モダンタイムス、伊坂幸太郎)
悪いことをして、
何かのせいにして、
開き直られたら、
被害者は救われない。
どこかで、救われる世の中であって欲しい。
俺たちの生きている社会は、
誰それのせいだと名指しできるような、
分りやすい構造にはなっていない。
さまざまな欲望と損得勘定、
人間の関係が絡み合って、
動き合っているんだ。
(
モダンタイムス、伊坂幸太郎)
誰かのせいにすれば、
楽だけれど、そう簡単ではない。
だからといって、難しいともいえない。
自分の行動を決めて、最善を尽くすことだけを
あきらめずにやっていけばいい。
国家も同じなんだ。
自分が生き残ることだけを考えている、
生き物だ。
(
モダンタイムス、伊坂幸太郎)
生き物は、生きることを考える。
自分を生かすために、他者を犠牲にしたり、
他者を生かすために、自分を犠牲にしたり、
とにかく、生きることを考えている。
人間は情報ではできてないのよ。
その人の情報がどれだけ集まっても、
その人間はできあがらない。
逆に考えれば、情報がいくら漏れても、
実はその人間が死ぬようなことには
ならないはずなんだって。
(
モダンタイムス、伊坂幸太郎)
情報は、情報。
人間そのものを表すものではない。
敏感になりすぎても、いけないんだろうなぁ。
どんな人間でも、毎日、
先生先生と呼ばれていたら、
絶対に歪むんだ。
学校の教師、医者、代議士、
作家、みんなそうだ。
「先生」という言葉にまとわりつく、
胡散臭い上下関係が、人を傲慢にする。
謙虚さを奪っていくんだ。
(
モダンタイムス、伊坂幸太郎)
先生と呼ばれると、
たしかに、気分が変わります。
わたしも経験があるので分かります。
そのときに、心が浮きすぎてしまうと、
ちょっと傲慢になるんでしょう。
人生を楽しむには、
勇気と想像力と
ちょっぴりのお金があればいい
[ライムライト、チャップリンの台詞]
(
モダンタイムス、伊坂幸太郎)
勇気もない、お金もない。
そうなったら、想像力で
幸せになるしかない。
ホントに、そうかも。
そして、そこから開けることもあるかも。