願い事は叶う。ただし半分だけ。
でもまあ、半分叶えばよしとしようか。
(
ジェネラル・ルージュの伝説 海堂尊ワールドのすべて、海堂尊)
願い事は、100%叶うってことは、
もしかしたら、珍しいかもしれない。
でも半分なら、けっこうありえる。
半分しか、と思うか、
半分も、と思うか。
それは、人それぞれ。
そして、その後の行動も変わってく。
あたしたちには失うものなんてない。
あるのは宝くじみたいなチャンスだけ。

(
ジェネラル・ルージュの伝説 海堂尊ワールドのすべて、海堂尊)
宝くじは、買わないと当たらない。
けれど、買っても、当たらない。
というか、当たる確率は、かなり低い。
世の中には、もっと確率の高い、
努力するだけの価値あるものは、
もっとたくさんある。
何か新しいことをしようとすれば、
最後はいつもひとりぼっち。

(
ナニワ・モンスター、海堂尊)
本当に新しいことには、
誰もついていけない。
だから、自分ひとりでもいいから、
やり始めるという決意がないと、
新しいことは始められない。
簡単に見えることが
実現しないから、
人は長い人生を
退屈せずに済むのです。

(
ナニワ・モンスター、海堂尊)
なんでもかんでも、
簡単に実現したら、
だんだん、実現願望も
なくなっていくだろう。
ちょっと実現が難しいからこそ、
人は、欲求が高まっていく。
市民社会が欲するのは公平感です。
たとえ不幸でも、みんなが
等しく不幸であれば耐えられる。

(
ナニワ・モンスター、海堂尊)
誰かと比べるから、
自分は不幸と感じてしまう。
他人の幸せな部分と、
自分の足りない部分を比べる。
決して、自分の幸せな部分と、
他人の足りない部分は比べない。
トータルで見たら、問題はないんだろうけど。
新しい何かを作るときには、
現実と向き合って考えることが大切だ。

(
ナニワ・モンスター、海堂尊)
何かを作るとは、
きっと、何かを壊すこと。
壊したときに何が起こるか
現実的に把握していないと、
新しい何かも作れないこともある。
新しい制度を導入しようとすれば
当然、抵抗もある。
だから難渋するんだが、かと言って
易々と諦めるわけにもいかん。

(
ナニワ・モンスター、海堂尊)
人々は、
新しいことを好み、
新しいことを拒む。
自分を変えなくてもいい、
新しい刺激は歓迎されるが、
自分を変える必要のある
新しい流れは抵抗される。
ここまできたらこの先に
どんな景色が見られるのか、
知らずに帰るわけにはいきません。

(
ナニワ・モンスター、海堂尊)
旅は、進んでいくにつれて、
景色が変わっていく。
どこに行き着くかで、
最後に見る景色はまったく違う。
日本社会はいずれ壊れていく。
それは人口減少社会の宿命です。
十人の人間の力で維持してきたサービスは
五人になったら諦めるしかない。
その時に何を残し、何を捨て去るか。
そこで確固たる意思を以て対応しないと、
とんでもないことになります。

(
ナニワ・モンスター、海堂尊)
働ける人々が
どんどん少なくなっていく社会で、
過去の理想と同じものを
求めるのは、ちょっと無理というもの。
新しい価値を見つけて、
考え方を変えていったほうがいい。
現代の技術革新をベースに
業務を構築すれば、
いろいろと便利です。
以前のスタイルのまま
増え続ける業務をこなすのは
もはや不可能ですから。

(
ナニワ・モンスター、海堂尊)
仕事のやり方、スタイルに
こだわると、なかなか変えられない。
けれど、変えないことで
大変になってくるのは、
やっている本人。
守るほどの価値もないスタイルを
守るよりも、変えていくことが賢明だ。