毎年の年末に、
週刊ダイヤモンドでは、
次の年の「総予測」特集をしている。
ちょっと、
9ヶ月前のその予測を見てみれば、
当たっているものもあれば、
大きく当たっているものもある。
それだけ、人間の活動というのは、
不安定要素があるということなのだろう。
4.為替について
「ドル安100円割れも」という予測。
その通りに、3月には、100円を切った時もあった。
今現在も、105円くらいを推移しているが、
アメリカ経済によっては、まだまだ...という感じ。
13.米国政治について
「ヒラリー、初の女性大統領誕生へ」という予測。
民主党ではオバマ候補が勝ち、
初の黒人大統領誕生か、という流れになっている。
しかし、共和党のマケイン氏も、そう簡単には負けない様相だ。
29.エネルギーについて
「NY原油価格は1バレル=130ドル?」という予測。
たしかに、7月には、1バレル=140ドルにまで到達し、
ガソリン単価も、とてつもない状態になった。
今はまた、1バレル=100ドルくらいに落ち着き始めている。
人間の行動というのは、
完ぺきには読めないもんだなぁ、
と思う限りです。
売れない時代にどう売るのか。
っていうことが、経営者にとっては頭の痛い話だと思うけど、
売れ出したり、ヒットしたら、悩みはもっと大きくなる。
だいたい、ブームは突然やってくるからね。
たとえば、北京オリンピックの体操で、
銀メダリストになった内村選手の影響で、
「ブラックサンダー」っていう30円チョコが
急激に、ヒットして、売れ出した。
通常の3倍の売上になったとか...
これは嬉しいことだけれど、
在庫がなければ、その売上伸び率は、
頭打ちになっちゃう。
まだ続くかな、と思って、増産体制をこしらえた頃には、
ブームは去っているかもしれない。
という目論みがはずれて、
しばらく続いたりしたら、増産体制をこしらえなかったことを
後悔するかもしれない。
いずれも、ヒットというものは、
人の気まぐれも入っていることだから、
何の保証もないし、待ってもくれない。
どこまで儲けようとして、
どこ以上はあきらめるか、
っていうところですね。
最新号(2008.9.13号)は、給料比較が特集です。
友人の給料くらいなら、
その気心知れている度合いに応じて、
聞くことが出来ますが、
気になる職業の給料は、
だれそれと知人がいるわけじゃないので、
分からないことも多い。
第1位は、テレビ局のTBSで、
平均年収1550万円ということですが、
テレビを見ながら、こういう人々が、
そんだけの給料をもらっているのか...、
と自分の懐具合を見て、なんか虚しくなるかもしれない。
商社マン、建築士、運送業、漁師、弁護士などの給料が、
高い、安いと聞いても、結局は他人事かもしれない。
高いからといって、その職につきたいか、
といえば、そういうわけでもないし...
つまるところ、他人の給料を聞いても、
自分の現状はどうも変わらないわけで、
給料の数字というのは、微妙なものだなぁと、
改めて思います。
ちょっとショッキングな記事でしたが、
現実を、映し出している内容でもありました。
(2008.8.30号)
ちょっと引用します。
「昔は、格差を逆転する一つのきっかけは教育で、
たとえ貧乏人の子どもでもよい教育を
受けられればよい職に就き、高い所得を得られた。」
たしかに、貧乏学生をしながら、
耐えて耐えて、登りつめた人々の話は聞きます。
しかし、今はどうだろうか、と考えれば、
ちょっと難しいところもある気がします。
そういう格差を感じて、
あきらめてしまっている親子も
いるかもしれない。
たしか、東大を含めて、
学力の高い学生に入学してもらえるよう、
年収400万円以下の親に対しては、
学費を免除するようなニュースを、
最近、聞いたことがあります。
これは、機会の平等を与えるための対策でしょう。
いいことだと思います。
ただ、実際は、学費だけが免除になっても、
家から離れて生活することが必要になれば、
家賃やら、食費やら、光熱費やらも発生する。
そういうことを考えれば、結局は、
そういう費用が発生しない、近場の大学で済まそう、
なんていう考え方も生まれないわけでもない。
やっぱり、格差が生じる。
理想かもしれないが、
「格差の存在は仕方がない。
だが、本人に原因のない格差、
努力では乗り越えられない格差の責任を
本人に負わせるべきではない。」(引用)
ということが可能になるチャンスが与えられる社会も、
悪くないな、と思う。
しかし、そういうことを負って、
強くなって、登りつめていく子どもらがいるのも、
事実だろう。
格差がすべて悪ではない。
そこにチャンスを見出す人間が、
これからの社会をより良くしていくかもしれないから。
うーん、格差は難しい。