誰も不公平な世の中を公平にはできない。
それができるのは、自分の力だけなの。
(
ハッピー・リタイアメント、浅田次郎)
不公平があるのが普通。
それが世の中。
そして、その不公平は、
見方、切り口を変えれば、
いろんな人にある。
だから、公平といえば公平。
そのなかで、どう生きるか。
あるものはある。
ないものはない。
あったことがなかったことに
なるはずはなかろう。
(
ハッピー・リタイアメント、浅田次郎)
何からの嘘は、
必ず、カタチが残る。
バレることが少なくない。
なかったことにするというのは、
何事でも、難しい。
安全か危険かを判断する前に、
行動の主導権を握りなさい。
いくら判断力があったって、
他人の言いなりになっていたら無力と同じよ。
状況はいちいち判断するんじゃなくって、
自ら創造する。ビジネスの心構えだわ。
(
ハッピー・リタイアメント、浅田次郎)
他人の言いなりになる、
っていう判断は、
判断していることにならない。
けれど、安易に、
それが楽だからってことで、
それを選んでいる人もすくなくない。
経験豊かな人間は
男と女とにかかわらず、
常に恋愛の主導権を握っている。
経験という万能の実力に格差があれば、
まさにやりたい放題。
(
ハッピー・リタイアメント、浅田次郎)
経験は、人を見る目、
行動や心理の予想を鍛える。
それから外れた、突拍子もない行動を
する人ならまだしも、
予想内の行動しかしない人は、
経験豊かな人に、かなわない。
男は少しずつ変わってゆくが、
女は何かの拍子に突然変わるのである。
(
ハッピー・リタイアメント、浅田次郎)
男が変わる理由、
女が変わる理由は、
微妙に違っている。
いずれにしろ、
変わるような理由が
起こらないことはない。
もしかしたら、
平坦な人生を歩む多くの人間とはべつに、
あるときは不幸に見舞われるが、
やがてその苦労に釣り合うだけの幸運が訪れて、
差し引き帳尻が合うという人種がいるのかもしれない。
(
ハッピー・リタイアメント、浅田次郎)
いいことと悪いことは、
なんだかんだいって
バランスよく訪れるかもしれない。
自分だけ、っていうことは、きっとない。
人それぞれのタイミングが違うだけ。
勝ったり負けたりは人生とおんなしや。
勝ち続けはつまらへん。
負け続けは身が持たへん。
勝ったり負けたりがおもろいのんや。
(
ハッピー・リタイアメント、浅田次郎)
勝ち組、負け組。
そう分けられて、
勝っているほうは、気分いいだろうけど、
負けているほうは、つまらない。
勝っているほうも、勝負がバカらしくなる。
勝つこともあれば、負けることもある方が面白い。