僕はお金が落ちてても拾わない、...
僕はお金が落ちてても拾わない、
そんなことで運を使いたくないから。
(北野たけし)
子どもの頃に、
自動販売機のおつり口に
お金が忘れられていないか、
って探したりしたものです。
そういえば、
高校生の頃、
金曜、土曜の夜、駅の自販機に、
おつりが残っていることが
多かったなぁ...
きっと、
酔っ払いのオヤジさんたちの
忘れ物だったのでしょう。
そういうものを見つけた時には、
たしかに「運がいい」と思った。
けれど、
酔っ払いが運悪く忘れていったお金が、
運の良いお金とは言い切れない気もする。
それに、運っていうものは、
気まぐれに流れていくものだから、
ちっちゃな運に心が奪われているうちに、
大きな運が、自分の横を通り過ぎたのに
気づかなかったら、たしかにもったいない。
お金を拾うな、
ってなことを言いたいわけでなく、
ちっちゃなことに気が散らされて、
大切なことを見失うな、
ってことだと思います。
もしかしたら、
運なんていうものは、
私たちが思うようなもんじゃなくて、
つかんだと思った手のひらから、
パラパラっとこぼれた方にも、
ちゃんと運があったりして、
ほぼ無限にあって、ほぼ無限に
ずーっと巡っているのかもしれない。





