自分で自分のボスになる
自分で自分のボスになる
(玄田有史)
誰しも、命令されることは
あまり好きじゃないでしょう。
たいしたこともしないくせに、
自分の上に立って
偉そうにされるのも、
面倒くさいことが増えるばかり...
始める前には、
明確な指示を出さないくせに、
始めてしばらくすると、
口を出してきて、
変更を余儀なくされるのも
迷惑といえば迷惑です。
なんで、自分のボスは、
こんなヤツなんだろう、
と思う人は少なくありません。
自分だったら、
そんなふうにならないぞ、
と思っていた人の大半が、
今現在、そんなボスに
なっていることでしょうから、
不思議といえば、不思議な循環です。
ボスがいらないとなれば、
自分で好きなこともできますが、
すべての責任が自分のものになります。
そういうことを認識しないで、
ボスから逃げようとしても、
どうしようもありません。
ボスから解放されるためには、
あるいは親とか先生から解放されるには、
自分で自分のボスになれなくちゃいけない。
それは、言葉で
「責任なんか自分でとるよ」
っていうことじゃない。
もっと分かっていなくちゃ
いけないこともあるんです。
