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この小説は私が書いたのではない。…

この小説は私が書いたのではない。
登場人物たちがつくりだしたのだ。

(東野圭吾)

わたしは小説家じゃないけど、
この感覚、なんとなく
分かる気がします。

登場人物たちをどんなふうに動かすか、
を考えて書いているんでなくて、
登場人物たちが
目の前で、もしくは頭の中で
動いている情景を眺めていて、
それを書きとめている感じなのでは…

そんな情景が見えてきたら、
わたしでも小説が書けそうに思える。

小説家でなくても、
仕事をしているときに、
なんていうか、
ぴったりとフィットする方法や手段、
ヒント、アイデア、モノが思い浮かぶのは、
そういうことに近いことでしょう。

仕事を愛すれば、
仕事と向き合って
苦しむ経験を積み重ねていけば、
人間は、そういうレベルに
到達できるかもしれません。

そこまでの道のりは、
もちろん、人それぞれ。

ああ、でも、憧れますねぇ。

小説家じゃないですけど、
自分が何をしていくかの情景が
思い浮かんで、それを一つ一つ
こなしていくだけで、
人生が切り拓いていく感じに。

ただ、そんな能力を
超能力として欲しいのではく、
今苦悶している結果として
手に入れたい私です。


(参考)流星の絆(東野圭吾)

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