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思い出したら、…

思い出したら、
思い出になった。

(糸井重里)

明日から、ほぼ日サイトで
発売される本のタイトルだそうです。

思い出さずとも、
いつも覚えていることは、
思い出じゃない。

思い出さなければいけないほど、
時間が過ぎているとか、
いろんなことがあったとか、
どこか遠くに行っていたとか、
そういうことでない限り、
思い出は生まれない。

けれど、
自分と他人を比べても、
これまた思い出が違う。

自分にとっては
思い出だっていうことも、
他人にとっては
いつもいつも考えている
普通のことだったりするからね。

思い出は多いほうがいいのかな、
思い出は少ないほうがいいのか、
なんて比べっこも必要ない。

多すぎる思い出が、
悲しみを深めることもあれば、
少なすぎる思い出が、
後悔をもたらすこともある。

今朝は、記憶喪失になって
ふらーっと歩いていたところを
保護された女性のニュースがありました。

元々の性格にもよるでしょうが、
思い出せないとなれば、
きっと思い出したくなるはず。

思い出がないというのは、
自分という人間がないみたいに
感じることでしょう。

思い出し方さえ良ければ、
思い出はたくさんあった方がいいですね。


(参考)悪人正機 (吉本隆明、糸井重里)

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