自分探しをする人は、…
自分探しをする人は、
望むかどうかにかかわらず、
他のあらゆるものをも
探すようになる。
(英語)
The self-explorer,
whether he wants to or not,
becomes the explorer of
everything else.
(エライアス・キャネティ)
いい意味でも悪い意味でも、
そうだと思います。
自分だけを見つめていては、
自分なんて見つからないのです。
だからと言って、
あるところにだけ行けば、
それが見つかるという
わけでもありません。
いろんなものに触れて、
いろんな感情や反応をする自分に
出会わなければ、分からないのです。
それを短期間にやろうとなると、
かなり忙しいことになります。
「自分といえる自分などが、
どこにあろう。
ないはずのものを、あなたは、
つかもうとしておいでられる。」
(新・平家物語11、吉川英治)
けれども、考えてみれば、
自分探しをする人すべてが、
本当に自分を探している
わけじゃない気がします。
なんていうか、
自分のやりたいことが
うまくいかなくて、
そこだけを見つめて、
自分を探している場合も
ありえそうです。
そういう時は、もしかしたら
見つからないかもしれない。
視野が狭くなりすぎて…
自分を探したいのに、
視野を広くしなければいけない、
なんて面倒くさい人にとっては、
この上ないでしょうね。
新しい年、
探す場所を
間違わないように。
