忍ぶれど 色に出(い
忍ぶれど 色に出(いで)にけり 我が恋は
ものや思ふと 人の問ふまで
(小倉百人一首、平兼盛)
意味:
人に隠していたのであるが、
私の恋は顔色にまで出てしまったらしく、
恋に悩んでいるのではないかと、
人に問われるまでになってしまった。
「色に出る」つまり「顔に出る」
いいことも悪いことも、
人間、必ず顔に出る。
隠しておけるなんて思わずに、
どうぜ知られるんだから、
自分の意志で知らせた方が
いいんじゃないのかなぁ…
恋も、着服疑惑も、不正行為も…
人は、
口さえ開かねば、口さえ封じておけば、
なんて考えるけど、「顔は口ほどにモノを言う」んです。
【参考】
ヴェニスの商人(シェイクスピア)
