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ちょっとの助け

自分も失敗したくないけど、
出来れば、自分の子供たちにも、
失敗はさせたくないなぁ、
と思うのが親の欲。

どうやら、私は、
そういう欲が、人一倍強い、
ようなことが分かってきた。

人間には、
器用な人と、
不器用な人がいて、

ちょっとの助けがあれば、
何でもうまくいって、
失敗しない器用な人がいる。

反対に、ちょっとの助けくらいじゃ、
うまくなれないから、
何度も失敗してどうにかなる
という不器用な人がいる。

私の娘らで言えば、
前者が長女で、後者が次女。

長女は、ちょっと助ければ、
あまり失敗することなく、
何事も乗り越えられてきた。

だから、いろんな意味で、
教えたり、転ばぬ先の杖をやってきた。

しかし、年を重ねていけば、
もはや、ちょっとの助けでは、
失敗させないようになど出来ない状況が
やってくる。まさしく、今がそれ。

自分で考えなくちゃいけない。
そうなると、自分で失敗をして学ばなくちゃいけない。
しかし、元々、失敗に弱いタイプ。

ちょっとの手助けがなくなり、
自分で失敗を体験するとなれば、
そのたびに、ダメージが大きかったりする。

親としては、ちょっとかわいそうだと思いながらも、
しょうがないと言い聞かせて、眺めているところだ。

一方、次女は、ちょっとの助けくらいじゃ、
失敗を避けられる人間じゃなかった。

だから、いっぱい、失敗している。
バカだな、と思うことばかり、
何度も失敗しているが、その分、失敗にも強い。

今朝も、朝ごはんを食べながら、
ウィンナーを何度もテーブルに転がしていた。

まさしく、次女の象徴である。
昔から、そんな感じ。

1度や2度の失敗は当たり前。
10度目くらいで、なんとかうまくいけばいい方。

不思議な二人である。

それが、先日、部活の新人戦で、
姉妹対決の決勝となり、
練習では失敗ばかりの次女が、
長女を破って、優勝した。

勝負とは、分からない世界である。

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