スポーツ大会の施設に行くと、
いろんな人がいます。
小さい子供も、退屈がちに、
ウロチョロしています。
応援に熱中していながらも、
時おり、どうしても、頭にくる行動も
見受けます。
私も、小さい三女を連れて行くのですが、
長女や次女の応援に夢中になっていると、
その三女がウロチョロし始めることになります。
先週の日曜日、
子供の卓球大会がありました。
おなじみの会場です。
三女は、勝手を知っていて、
いろんなところをウロチョロし、
遊び始めます。
試合と試合の合間には、出来る限り、
退屈になりがちな三女と遊ぶようにしています。
先日の大会でも、そうしていると、
トイレの入り口で立ち尽くす男の子が、
目にとまりました。
ん?
その立ち尽くす姿は、もしや…
案の定、おしっこをもらしていて、
足元には、おしっこの池が出来ています。
母親は、どこにいるんだろう?
と思いながら、回りを見渡すと、
「あらぁ〜、何しているのよぉ〜。」
と言いながら、母親が来ました。
よかった。あとは、
この母親が始末をしてくれるんだろう、
と安心して、三女を追いかけて、
その場を去りました。
5分後くらいに、また、
その場所を通りかかると、
母親も、男の子もいませんでした。
ふと、トイレの入り口を見ると、
あ、あ、あるではありませんか?
おしっこの池が!?
えっ! あの母親は、何をしていったのだ!
怒りがこみあげてきます。
私にしては、珍しいことに、
そのまま、トイレに入って、
トイレットペーパーを多めに引き出して、
おっしこの池を拭きました。
怒りながら、その作業をしている自分に、
なんか、変わっているな、と思いながら、
きれいさっぱりとした入り口になりました。
これで、多くの人が知らないで、
そのおしっこの池を踏みつけ、
その足で、大会の会場を歩かれることは、
なくなります。
すぐ近くに歩いてきた妻や子供たちに、
「こんなひどい母親がいたなんだ!」
と訴えていると、娘たちから、
「お父さんが、そんなことをするなんて、珍しい!」
と言われる始末。
たしかに、そうだなぁ、
と思いながら、周りを見回すと、
例の母親が、そこにいるじゃありませんか。
何、しとんじゃぁ〜〜!!
その位置に居たら、
俺のやっていたことが見えただろ!!
なんで、何も手伝いに来ないのだ!
一言、何か言いに来ないのだ!
そう感じながらも、
直接言いにいくのは、
避けました。
何か、どこかしら、
余裕がない人だったのかもしれません。
間もなくして、その母親のことは忘れましたが、
「なんで、私が、珍しくも、
他人の子供のおしっこの池を
掃除してやろうなんて、思ったのか?」
そればかり考えていました。
ふと思ったのは、
娘たちが精一杯戦っている会場が、
ある意味、「神聖」な場所に思えたんでしょう。
だから、そういう神聖な場所を、
おしっこで汚しながら、そのままにしておく人が
ゆるせなかったのかもしれない。
直接、指摘するよりも、
早くきれいにしたかった、
ということだったんでしょう…
やったことは、表面的に見れば、
他人の不始末をきれいに片づけることですが、
内面的には、やっぱり、
私個人の理由だったわけです。
わたしは、ワタシなんだなぁ、と思いました。
その母親も、違うワタシを持っていたんでしょう…